鷹・小久保監督、佐々木麟太郎は「特殊な例」 ドラ1指名は「この先も考えて」

佐々木の交渉解禁は来年5月のリーグ戦後
ソフトバンクの小久保裕紀監督が24日、本拠地みずほPayPayドームで取材対応を行い、ドラフト1位で指名した米スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手について言及した。「特殊な例ですね。来年の戦力にはならないと思いますけど、この先を考えて」と語った。
23日に都内で行われた「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」でチームは佐々木を1位指名した。DeNAとの競合になったが、見事に交渉権を獲得していた。
佐々木は花巻東で歴代最多とされる通算140本塁打を記録。一昨年のプロ野球ドラフト会議でも上位候補とされたが、プロ志望届を提出せずに米スタンフォード大へ進学した。来年4月に21歳を迎え、2026年7月のMLBドラフトでも指名対象の条件を満たす。
ソフトバンクが交渉権を獲得したが、交渉・契約が可能になるのは来年5月のリーグ戦後で、契約期限は同7月末まで。日米両国で指名される可能性もある。
小久保監督はドラフト会議には出席していなかったが、佐々木を指名する報告はあったという。ただ、ドラフトについてはフロントに一任。「『そうなんや』って。そんな感じでしたけど。僕が考えるところではないので」と、25日から始まる日本シリーズに集中していた。
(Full-Count編集部)