西武が3選手に戦力外通告 田村、トレードで加入2選手も…今オフ計15人、球団発表

田村「感謝の気持ちでいっぱい」、野村「申し訳なく思っている」
西武は27日、田村伊知郎投手、元山飛優内野手、野村大樹内野手に来季の契約を行わないことを通知したと発表した。
田村は2016年ドラフト6位で立大から入団。9年目の今季は20試合に登板して防御率3.58だった。元山は2023年12月に宮川哲とのトレードでヤクルトから加入。今季は49試合に出場して打率.153だった。
野村は2024年7月にトレードでソフトバンクから移籍。同年は加入後5本塁打をマーク。今季は13試合に出場して打率.171。7月30日には腰の手術を行っていた。
〇田村
「ライオンズでの9年間がここで一区切りついたかな、という気持ちです。ライオンズに入団したときは、たくさんの先輩がいて、プロの厳しさを教えてもらいましたし、プロフェッショナルな姿をたくさん見て、プロ野球選手になるうえで、たくさんのことを学びました。今年は苦しい1年でしたが、タオルを掲げてくれる方や、結果が出ないときでも応援してくださるファンの皆さまには本当に支えてもらいました。感謝の気持ちでいっぱいです」
〇元山
「プレーで貢献することができず、ベンチを温める日が多いなかで、チームのためにできたことは元気に声出しをすることでした。移籍してきた自分を温かく迎え入れてくれたチームメートのみんなとは、楽しい思い出しかありません。初のお立ち台も、初のサヨナラもライオンズだったので、打率は悪かったけどもインパクトは残せたかなと思います。試合に負けていても勝っていても、最後まで応援してくださるライオンズファンの皆さんは12球団イチだと思います。ありがとうございました」
〇野村
「今年は腰のけがで手術をして、1軍の戦力になれなかったので、チームに申し訳なく思っています。移籍して1年半、ライオンズのユニフォームを着てプレーできたことは幸せでした。移籍後すぐ、古巣ホークスとの試合で、先制のホームランを打ったことは今でも忘れません。ライオンズファンの皆さんは、とても熱くすばらしいと思います。ありがとうございます」
(Full-Count編集部)