大谷翔平、9回は申告敬遠…本拠地大ブーイング 二盗敢行も足が離れる、1試合2HR&4長打の大暴れ

二塁打→HR→二塁打→HR
【MLB】ドジャース ー Bジェイズ(日本時間28日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦に「1番・指名打者」で先発出場。9回の第5打席は申告敬遠で勝負を避けられた。
初回の第1打席はマックス・シャーザー投手から右翼線へ二塁打を放った。1-0の3回1死で迎えた第2打席は右翼席へ一発。さらに逆転された後の第3打席は反撃の適時二塁打をマークした。そして勝ち越された7回。右腕ドミンゲスの初球フォーシームを強振。打球速度107.8マイル(約173.5キロ)、飛距離401フィート(約122.2メートル)、角度26度の一発を左翼席に運んだ。
今ポストシーズン8本目のアーチは、コーリー・シーガー(2020年、現レンジャーズ)に並ぶ球団タイ記録となった。さらに1試合4長打は1906年第5戦のフランク・イズベル以来となるワールドシリーズ記録。そして、1試合12塁打は球団新記録を更新と大暴れを見せた。
1死から第5打席が回ると、ジョン・シュナイダー監督は迷うことなく敬遠を選択した。本拠地は大ブーイングが巻き起こった。その後、大谷は二塁への盗塁を敢行。セーフのタイミングだったが、足が離れたとしてアウトの判定。ドジャースはチャレンジするも、判定は覆られなかった。