大谷翔平、2打席連続で申告敬遠 一打サヨナラで敵軍迷わず…2HR&4安打の大活躍

二塁打→HR→二塁打→HR→申告敬遠
【MLB】ドジャース ー Bジェイズ(日本時間28日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦に「1番・指名打者」で先発出場。延長11回の第6打席は申告敬遠だった。2打席連続で勝負を避けられ、ドジャースタジアムは大ブーイングが起きた。
初回の第1打席はマックス・シャーザー投手から右翼線へ二塁打を放った。1-0の3回1死で迎えた第2打席は右翼席へ一発。逆転された後の第3打席は適時二塁打をマークした。そして勝ち越された7回。右腕ドミンゲスの初球フォーシームを強振。打球速度107.8マイル(約173.5キロ)、飛距離401フィート(約122.2メートル)、角度26度の一発を左翼席に運んだ。
5-5で迎えた9回の第5打席、ジョン・シュナイダー監督は迷うことなく敬遠を選択した。本拠地は納得のブーイング。大谷はその後、二塁盗塁を試みるも、足が離れたことでアウトになっていた。
延長11回は2死走者なしで打席へ。ここでもシュナイダー監督は即座に敬遠を指示。2打席連続で勝負を避けられ、またもブーイングが巻き起こった。その後、ムーキー・ベッツ内野手のヒットで二塁へ進むと、足を気にする素振りを見せ、デーブ・ロバーツ監督と中島トレーナーが塁上まで駆け寄った。その後もプレーを続行。試合は延長12回に突入した。
(Full-Count編集部)