大谷翔平、WS新の1試合4敬遠 異例中の異例、延長15回もまた…8打席連続出塁

申告敬遠を受けたドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
申告敬遠を受けたドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

初回の第1打席から連続出塁

【MLB】ドジャース ー Bジェイズ(日本時間28日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦に「1番・指名打者」で先発出場。延長15回の第8打席は申告敬遠となり、異例ともいえる4打席連続の敬遠となった。

 第1打席から躍動した。初回の第1打席でシャーザーから二塁打を放つと、3回にはシリーズ2本目となる一発。第3打席は適時二塁打、第4打席は試合を振り出しに戻す豪快弾を叩き込んだ。そして9回からは走者なし、アウトカウントも関係なく勝負を避けられた。

 延長11回は2死から2度目の申告敬遠で出塁し、続くベッツの打球で二塁へ進んだ。すると塁上で顔をしかめ、ロバーツ監督らが駆け寄った。大谷は二塁に向かう途中もスピードに乗っておらず、足を少し痛めたような仕草を見せていた。それでもプレーを続けた。

 延長15回は1死走者なしで第8打席へ。シュナイダー監督はここでも敬遠を選択。1試合4敬遠はワールドシリーズ新記録、4打席連続はポストシーズン史上初だった。また、ポストシーズンでの8出塁もメジャー新記録となっている。

 ドジャースは何度も好機を作り、延長14回にはスミスが特大飛球を放ってナインやファンはサヨナラを確信したが、惜しくも柵越えとはならなかった。

(Full-Count編集部)

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