フリーマン、劇的サヨナラ弾に「インクレディブル」　6時間半超えの死闘に「想像より長かったね」

延長18回の熱戦に終止符をうつサヨナラ弾

【MLB】ドジャース 6ー5 Bジェイズ（日本時間28日・ロサンゼルス）

　ドジャースのフレディ・フリーマン内野手は27日（日本時間28日）、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦でサヨナラ本塁打。延長18回、6時間39分の死闘に決着をつけた。試合後のインタビューでは「Oh my！　想像していたより少し長かったね。インクレディブル」と興奮気味に話した。

　8回以降、両チーム無得点の攻防で迎えた延長18回、先頭で打席に立ったフリーマンが、左腕リトルの148キロの変化球を中堅後方に届けた。大熱戦に決着をつけるサヨナラ本塁打に「Oh my!　想像していたより少し長かったね。インクレディブル。ブルペンは本当にインクレディブルだった。ウィル・クライン。本当にインクレディブルだった」と喜びの声を届けた。

「（本塁打未遂が）何回かあったから、（入るか）わからなかったよ。でも、試合が進むにつれてスイングがどんどんよくなっていった。また（打つ）機会を得ることができてよかったよ」と笑顔で心境を明かした。

　フリーマンがダイヤモンドを1周している間、球場は大歓声。ドジャースナインもベンチを飛び出して喜びを爆発させた。「Oh my gosh!　純粋に興奮していた。（チームとして）地道に戦っていたし、投手陣はこの活躍をした。6時間40分くらい？　これ以上はないほど、最高だよ！」と、殊勲打の主砲は、劇的な一発の余韻を噛み締めていた。

（Full-Count編集部）