山本由伸をグラスノー称賛「僕が見た中でも最高レベルの投手」 “救世主”に疑いなし「驚異的」

第2戦は9回1失点完投、第6戦は6回5安打1失点
【MLB】ドジャース 3ー1 Bジェイズ(日本時間1日・トロント)
ドジャース・山本由伸投手が31日(日本時間11月1日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第6戦に先発登板。6回5安打1失点の好投でシリーズ2勝利目を挙げた。9回の最後を締めたタイラー・グラスノー投手は「僕が見た中でも最高レベルの投手」と称賛の言葉をつづけた。
山本は初回1死から失策でピンチを背負うも、ゲレーロJr.を三併殺に仕留めてピンチを脱出した。味方が先制した直後の3回にはスプリンガーに適時打を浴びたが、以降はピンチを脱し、スコアボードにゼロを並べた。6回1死からは左翼スタンドからファンが乱入するハプニングも起こったが、2死一、二塁のピンチでバーショから空振り三振を奪った。
ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に続いて、ワールドシリーズ第2戦で9回1失点完投勝利をマーク。ポストシーズンでの2試合連続完投は2001年のカート・シリング以来、24年ぶりの快挙だった。ワールドシリーズは15イニングを投げて自責点2とエースの投球を見せている。
9回のピンチの場面から登板したグラスノーは3球セーブに安堵しつつ、山本について「彼の1年を通じてのパフォーマンス、ポストシーズンでの活躍は驚異的だ」と称えた。「彼と年間通してずっと時間を共にして、彼の練習を見てきたけど、(今日の活躍に)僕は驚いていないよ。僕が見た中でも最高レベルの投手だ」「大舞台でも動じないし、グレートだよ」と最大級の言葉を届けている。
(Full-Count編集部)