山本由伸がいなかったら…541HRオルティス絶賛「私のMVPだ」 “救世主”に称賛の嵐

オルティス氏が絶賛「疑いようがない」
【MLB】ドジャース 3ー1 Bジェイズ(日本時間1日・トロント)
ドジャース・山本由伸投手が31日(日本時間11月1日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第6戦に先発登板。6回5安打1失点の好投でシリーズ2勝利目を挙げた。試合後、米放送局「FOXスポーツ」の放送内で、通算541本塁打で3度の打点王に輝いた元レッドソックスのデビッド・オルティス氏は「ドジャースが明日ワールドシリーズに勝てば、ヤマモトが私のMVPだ。疑いようがない」と絶賛した。
山本は初回1死から失策でピンチを背負うも、ゲレーロJr.を三併殺に仕留めてピンチを脱出した。味方が先制した直後の3回にはスプリンガーに適時打を浴びたが、以降はピンチを脱し、スコアボードにゼロを並べた。6回1死からは左翼スタンドからファンが乱入するハプニングも起こったが、2死一、二塁のピンチでバーショから空振り三振を奪った。
ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に続いて、ワールドシリーズ第2戦で9回1失点完投勝利をマーク。ポストシーズンでの2試合連続完投は2001年のカート・シリング以来、24年ぶりの快挙だった。ワールドシリーズは15イニングを投げて自責点2とエースの投球を見せている。
試合後、FOXスポーツに出演したオルティス氏は山本を絶賛。「ドジャースは彼なしではこの位置にいなかった。完投したわずか2日後には、救援から投げる準備ができていたんだ」と賛辞を惜しまなかった。山本の存在があるからこそドジャースの自信が増しているとしている。
(Full-Count編集部)