山本由伸は「神なのか」 完投→中1日でブルペン→窮地で2勝目…唯一無二の“15/2”

山本由伸が強力ブルージェイズ打線を1失点に抑える投球
【MLB】ドジャース 3ー1 Bジェイズ(日本時間1日・トロント)
エースと呼ぶに相応しい姿にSNSでも称賛が飛び交っている。ドジャース・山本由伸投手は31日(日本時間11月1日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第6戦に先発。6回5安打1失点の好投で、WS連覇に“逆王手”を引き寄せた。オリックス時代からの活躍を知るファンは「やはり神なのか…」「日本時代から神でした」と称えている。
負ければ終わりの一戦でまたも存在感を放った。2回以外は走者を許し3回には1点を奪われたが、強力ブルージェイズ打線を最少失点に抑える粘りの投球。6回にはファンが乱入するハプニングに見舞われ、その直後には2死一、二塁のピンチを迎えたが、最後はバーショをスプリットで空振り三振に仕留めた。
27日(同28日)、本拠地で行われた第3戦は6時間39分の大熱戦となり、山本は延長18回にブルペン入り。25日(同26日)の第2戦で9回105球を投げて1失点完投勝利後、わずか中1日での行動だった。多くの称賛は集まったが、異例とも言えるブルペン入りが投球に与えた影響は少なくなかったはずだ。
想定外の事態がありながらも、第6戦は粘投を見せ、WSでは15イニングを投げて自責点2と最高の結果を見せつけた。「ドジャース先発陣で完全に通用したのは由伸だけだったと言っていいくらい」「誇張なしで山本由伸が凄すぎる」「4日前にスクランブルで肩作ったのに6回は立派過ぎる」「さすが日本球界でやることがなくなった男」「MVPありますよね」「最終戦、最後に出て投げたら神超える!」と、ファンからも数多くの声が寄せられている。
(Full-Count編集部)