山本由伸は「本物のプロ」 ベンチで映った「他の投手はやらない」行動…米称賛

攻撃中のベンチで登板に向けた準備を繰り返した山本由伸
【MLB】ドジャース 3ー1 Bジェイズ(日本時間1日・トロント)
最高の結果を出すための“準備”に称賛が寄せられた。ドジャース・山本由伸投手は31日(日本時間11月1日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第6戦に先発。6回5安打1失点の好投もさることながら、味方の攻撃中に見せた姿に「彼は本物のプロ」「あれが私のエースだ」と惜しみない賛辞が続いている。
それはMLB公式X(旧ツイッター)の投稿で発見された。3回のドジャースの攻撃、先制点を奪い、2死二、三塁と追加点のチャンスを迎えた場面。中継映像はベンチでシャドーピッチングを行う山本を捉えた。右腕は先制点に沸き立つグラウンドを気にしつつ、自らがやるべき準備をこなしていた。
その姿を見たファンはXで続々反応。「彼はいつも仕事を遂行する」「シンプルに素晴らしい」「他の投手はこれをやらないよ」「オフスイッチなし、ノープロブレム・チャンピオンシップモードだ」「集中している、だけでは控えな表現だ」「ヤマ史上最高」などと、称賛の言葉を寄せていた。

ドジャース打線はこの3回、先制点を奪ったあと、ベッツが2点適時打を放ち追加点。打線の援護を受けた山本は、3回に1点を返されるも4回以降は粘りの投球で強力ブルージェイズ打線に得点を許さなかった。第2戦に続き、山本が敵地トロントで見せた快投は、ブルージェイズファンの記憶にも強く刻まれたに違いない。