山本由伸に懐疑的な目 2年で完全払拭…米記者“動揺”「たった3億2500万ドルで獲得できた」

メジャー2年目でエースに君臨…PSで躍動
【MLB】ドジャース 3ー1 Bジェイズ(日本時間1日・トロント)
エースの姿を見せつけた。ドジャース・山本由伸投手は31日(日本時間11月1日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第6戦に先発登板。6回5安打1失点の好投で2勝目を挙げた。米記者は「たった3億2500万ドルで獲得できたなんて……」と“格安”ぶり目を丸くした。
山本はブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦、メジャー初となる完投勝利を挙げた。そしてワールドシリーズ第2戦でも9回1失点完投。メジャー24年ぶりとなるポストシーズンでの2試合連続完投の偉業を成し遂げた。第6戦は再三のピンチを凌ぎ、6回96球を投げて5安打1失点、1四球6奪三振にまとめた。
山本はこのポストシーズンで5試合に先発し、4勝1敗、防御率1.56、34回2/3を投げて32奪三振、WHIP0.78と圧倒的な成績を残している。試合に勝利すると、地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は今シリーズの成績を紹介し、「もしドジャースがワールドシリーズを制するなら、それは3億2500万ドルのエースの活躍によるところが大きいだろう まさにスーパースターだ」と脱帽した。
また、MLB公式サイトのマイク・ルピカ記者は「ドジャースがたった3億2500万ドルでヤマモトを獲得できたなんて信じられない」とし、同じように契約額に注目。山本は2023年オフに12年総額3億2500万ドル(約492億円)の投手最高額でメジャーに移籍した。まだMLBで1球も投げていない投手への高額投資に疑問の声も少なくなかったが、メジャー2年目で誰もが“お買い得”だと感じているようだ。
(Full-Count編集部)