佐々木朗希は「大きな成長」 指揮官が称賛、PSでの躍動は「とても大きな貢献」

世界一に輝いたドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
世界一に輝いたドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

ポストシーズンでは3セーブを記録して救世主に

【MLB】ドジャース 5ー4 Bジェイズ(日本時間2日・トロント)

 ドジャースは1日(日本時間2日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦を制し、今世紀初のシリーズ連覇を達成。メジャー1年目の戦いを終えた佐々木朗希投手に対して、デーブ・ロバーツ監督は試合後の会見で「今年大きな成長を成し遂げた」と評価した。

 佐々木はメジャー1年目の今季は開幕ローテ入りし、8先発で1勝1敗、防御率4.72。5月に右肩インピジメント症候群により負傷者リスト入りし、9月下旬に救援として復帰。ポストシーズンでは抑えとして新境地を見せ、9試合で3セーブ、防御率0.84と活躍した。

 ロバーツ監督は「ロウキは(シーズン)序盤でとてもタフな時期を過ごした。でも、健康な状態で戻ってきて、とても大きな貢献をしてくれた。ロウキは今年大きな成長を成し遂げた」と語り、前半の苦しい時期を乗り越え、終盤で見せた働きを称賛。「日本の人たちは、彼ら(大谷、山本、佐々木)のことをとても誇りに思っていることは知っているし、彼らが私たちの元でプレーしていることはとても幸運だ」と、他の2人の日本人選手の存在にも触れた。

 佐々木はワールドシリーズでは延長18回の死闘となった10月27日(同28日)の第3戦、3勝3敗のタイに戻した第6戦で登板。第7戦で登板機会はなかったものの、試合後には大谷翔平投手や山本由伸投手と3ショットで頂点に立った喜びを味わっていた。

(Full-Count編集部)

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