大谷翔平、山本由伸は「世界一の投手」 連覇後に感謝の想い「全員がいい野球をした」

ドジャースは1998年から3連覇したヤンキース以来の2連覇
【MLB】ドジャース 5ー4 Bジェイズ(日本時間2日・トロント)
ドジャースは1日(日本時間2日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦で勝利し、今世紀初のワールドシリーズ連覇を果たした。大谷翔平投手は「1番・投手」で投打同時出場して3回途中5安打3失点。バットでは2安打3出塁と気を吐いた。試合後は山本由伸投手に対して「世界一の投手だとみんなが思ってると思う」と感謝を届けた。
痛恨の一発は3回無死一、三塁だった。大谷は曲がらないスライダーをビシェットに完璧に捉えられた。バックスクリーン左への先制3ラン。マウンド上でガックリと肩を落とし、両膝に手をついた。それでもバットでは初回、3回と安打を放ち、好機を演出した。
試合は9回1死まで劣勢だったが、ロハスが同点弾を放って振り出しに戻した。その裏のピンチから中0日で山本がマウンドへ。再三のピンチを凌ぎ、延長11回は1死一、三塁から併殺打に打ち取って歓喜の瞬間を迎えた。大谷は「由伸は世界一の投手だとみんなが思ってると思う」と称えた。
「すごい展開でしたけど全員がいい野球をして最後素晴らしい勝ちだったなと思います」と勝利を実感。「最後は悔しい感じで打たれてしまいましたけど、少しでも長く後ろにつなげるという思いでマウンドに上がった。打たれた後もなんとか打線の1人として一生懸命プレーしようと思った」と振り返った。
(Full-Count編集部)