大谷翔平、3ラン被弾にガックリ まさかの3回途中3失点KO…運命の第7戦先発も、両膝に手をつく

ビシェットに3ランを許し、ガックリとうなだれるドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ビシェットに3ランを許し、ガックリとうなだれるドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

運命のワールドシリーズ第7戦

【MLB】Bジェイズ ー ドジャース(日本時間2日・トロント)

 ドジャースの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦に「1番・投手」で投打同時出場。3回に先制3ランを許し、3回途中5安打3失点で降板した。防御率は4.43。最速100.2マイル(約161.3キロ)だった。

 痛恨の一発だった。3回無死一、三塁。ビシェットに甘く入ったスライダーを捉えられた。バックスクリーン左へ伸びていく先制3ラン。マウンド上でガックリと肩を落とし、両膝に手をついた。

 運命の第7戦は、粘りの投球となった。初回、スプリンガーの中前打で先頭打者を出したが、1死一塁からゲレーロJr.を99.6マイル(約160.3キロ)で見逃し三振に。二塁へスタートを切っていた一走・スプリンガーもアウトとなり、三振ゲッツーでピンチを脱した。

 2回は先頭・ビシェットの四球、バージャーの右前打で無死一、二塁のピンチを招いた。2死からクレメントの右前打で満塁までピンチは広がったが、ヒメネスを99マイル(約159.3キロ)で空振り三振に仕留めた。マウンド上で雄叫びを上げた。しかし、3回に悲劇が待っていた。2回1/3を投げ、2四球3奪三振、5安打3失点だった。

 バットでは初回先頭で中前打を放って出塁。三塁まで進んだものの、得点にはつながらなかった。初回のマウンドに上がる時点でユニホームは泥だらけだった。

 前回登板だった28日(同29日)の第4戦で「1番・投手」で投打同時出場。WS初登板は7回途中まで6奪三振1四球6安打4失点で、ポストシーズン(PS)初黒星を喫した。93球を投げた前回登板から中3日での登板だった。

 ドジャースが勝てば1998年から3連覇したヤンキース以来の2連覇で、9度目の栄冠。負ければブルージェイズが32年ぶり3度目の制覇となる。

【実際の様子】痛恨被弾…マウンドで両手を膝をつく大谷翔平 まさかの光景に悲鳴

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