山本由伸に「3億2500万ドルでは足りない」 LAメディア断言…“お買い得”だった投手最高契約

ワールドシリーズで3勝を挙げる大活躍
【MLB】ドジャース 5ー4 Bジェイズ(日本時間2日・トロント)
ドジャースの山本由伸投手は1日(日本時間2日)、ワールドシリーズ第7戦で好リリーフを見せ、シリーズ3勝目をマーク。そのままMVPに選出された。今季はレギュラーシーズンから大車輪の活躍を見せ、米メディアも賛辞を送った。
第6戦での好投翌日、また山本がマウンドに上がった。1点取られれば負けとなる9回1死一、二塁のピンチ。山本の名前がコールされた。カークに死球を与えて1死満塁にピンチを広げたが、バーショは二ゴロで2死に。続くクレメントの大飛球は中堅に入った直後のパヘスが好捕してピンチを脱した。
10回を3者凡退に抑えると。相棒スミスが勝ち越し弾。その裏は1死一、三塁のピンチを招いたが、最後は遊ゴロ併殺打で胴上げ投手となった。
2023年オフにポスティングシステムを利用してメジャーへ移籍。大争奪戦の末にドジャースと12年3億2500万ドル(約500億円)のメガディールを結び、その契約額に見事に応える活躍を見せている。
この躍動に米メディア「ドジャース・ネーション」は「山本由伸はこのポストシーズン、特にワールドシリーズでドジャースに身も心も捧げました。彼はワールドシリーズMVPを獲得しましたが、それは当然の結果です。3億2500万ドルの契約では足りません」と称賛した。
ワールドシリーズでの3勝は歴代13度目。直近では2001年のランディ・ジョンソン以来の快挙だった。
(Full-Count編集部)