ド軍キケ、激突パヘスの一言に衝撃 9回の守備でうずくまった“怪我ではない”理由

9回の守備で激突したドジャースのエンリケ・ヘルナンデス(左)とアンディ・パヘス【写真:ロイター】
9回の守備で激突したドジャースのエンリケ・ヘルナンデス(左)とアンディ・パヘス【写真:ロイター】

ワールドシリーズ第7戦…肝を冷やした9回の攻防

【MLB】ドジャース 5ー4 Bジェイズ(日本時間2日・トロント)

 ドジャースが世界一を決めた1日(日本時間2日)のワールドシリーズ第7戦、エンリケ・ヘルナンデス内野手は一度“負けた”と思っていた――。9回裏の守備で、大飛球を好捕したパヘスと衝突した際の心境を米メディアに明かしている。

 ドジャースは同戦の9回、1点ビハインドで迎えた攻撃で、1死からロハスが起死回生の同点ソロ。しかしその裏、2死満塁の大ピンチを招いた。ここで好調クレメントが放った打球は左中間へ。左翼のE・ヘルナンデスと中堅パヘスが打球を追い、ぶつかりながらもパヘスがキャッチ。E・ヘルナンデスはボールの行方を見ることなく、グラウンドにうずくまっていた。

 ドジャース取材する米メディア「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者は、記事の中でE・ヘルナンデスのコメントを紹介。本人は「ウィリー・メイズ(のザ・キャッチ)をやるつもりだった。そうしたら、(パヘスが)私にタックルをしたんだ。完膚なきまでに打ち負かされた、私たちは負けたと思ったんだよ。負けたと思って、うずくまったんだよ」とプレーを回想した。

 それでも、打球はパヘスのグラブに収まっていた。「彼(パヘス)が私に『大丈夫?』と聞いてきた。私は『そんなのどうでもいい。キャッチしたのか?』と返したら、彼は『ああ』と」。その瞬間に落胆の気持ちは吹っ飛び「『Yeah, let’s go!』と、言ったよ」と振り返った。

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