ド軍編成本部長がNBAレイカーズでも幹部に就任 オーナーも10月末に100億ドルで買収

ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長【写真:小谷真弥】
ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長【写真:小谷真弥】

ロサンゼルスの2大スポーツチームが経営で連携か

 ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長がプロバスケットボールNBAで同じロサンゼルスに本拠地を置くレイカーズの幹部に就任すると地元メディアが報じた。ドジャースとレイカーズというロサンゼルスの名門プロスポーツチームが経営面で連携が強化される形となる。

 米スポーツ局「ESPN」のラモナ・シェルバーン記者は、フリードマン氏とドジャース特別アドバイザーのファーハン・ザイディ氏の2人がレイカーズの顧問に就任したと、複数の情報筋の証言から報じた。

 ドジャースのオーナーであるマーク・ウォルター氏は10月末、NBAレイカーズの株式の過半数を100億ドル(約1兆5700億円)で購入。買収額は北米プロスポーツ史上最高額を更新した。

 レイカーズは1979年にジェリー・バス氏が6750万ドル(約106億円)で買収すると、栄華を極める。1980年代は5度のNBA制覇。マジック・ジョンソンがチームを一気に押し上げ、NBAファイナルではラリー・バード率いるセルティックスと何度も名勝負を繰り広げてきた。1980年以降の計11度の優勝は、この間でNBA最多を数える。

 フリードマン氏は2014年にレイズのフロントからドジャースへ移籍。2020年、2024年、2025年のワールドシリーズ制覇を支えた。

(Full-Count編集部)

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