ドジャースからまさかの退去命令 大谷翔平を追っかけ大移動も…異例の厳戒態勢に「トホホです」

  • 小谷真弥
    小谷真弥 2026.02.03
  • MLB
昨年2月のドジャース自主トレ。金網越しに見える大谷翔平【写真:小谷真弥】昨年2月のドジャース自主トレ。金網越しに見える大谷翔平【写真:小谷真弥】

大谷の自主トレ目当てにメディア&ファンが集結も「施設から出てほしい」

 ドンヨリとした空気が流れた。ドジャースのキャンプ地、キャメルバックランチの施設職員が駐車場にいたメディア、ファンの群衆に近づいてきた。

「ドジャースの警備員が10日までメディア、ファンに撮影させないでくれと言っている。施設から出てほしい」

 ドジャースのバッテリー組のキャンプインは13日(日本時間14日)。大谷翔平、山本由伸両投手ら3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)参加選手は11日(同12日)とまだまだ先だ。だが、大谷は例年、ファン感謝イベント「ドジャースフェスト」後にキャンプ地へ移動して始動する。

 スプリングトレーニング始動前はキャンプ施設内への立ち入りは制限されるが、ドジャース選手の自主トレを金網越しに見ることが可能だ。昨年までの2年間はキャンプ前から大谷を目当てに多くの報道陣、ファンが金網越しに見ていたが、それに球団がストップをかけた。

2年前のドジャースキャンプ地の様子。規制はなかった【写真:小谷真弥】2年前のドジャースキャンプ地の様子。規制はなかった【写真:小谷真弥】

なぜ“金網越し”でも禁止?「球団のセキュリティが」

 その後、メディア、ファンは金網から70、80メートルほど離れたキャンプ地の施設外へ移動したが、施設職員は「ここの土地の管理者からも『いてほしくない』と連絡があった。完全に規制するので、敷地から出てほしい」と再度通達した。

 これに無念の表情を浮かべたのは、YouTubeチャンネル「Shinsuke Handyman(シンスケ・ハンディマン)」を運営するシンスケさんだ。2日に日付が変わったところで自宅のあるロサンゼルスを車で出発。6時間をかけてアリゾナへやってきた。現地では格安とはいえ1泊150ドル(約2万3000円)ほど。大谷の本格始動を映像で収めようとしたところで、まさかの“退出命令”となった。

 シンスケさんは、大谷のエンゼルス時代から1000試合近くを観戦してきた追っかけだ。異例の厳戒態勢に「大谷選手はいつ来るか分かってなくて、一か八かで来たんですが……。初日からトホホですね」と頭をかいた。

 なぜ“金網越しウォッチ”も禁止になったのか。施設関係者は「球団のセキュリティが」と話すにとどめ、多くを語ろうとしなかった。熱狂的なファンにとっては“波乱”の幕開けとなった。

2年前のドジャースキャンプ地の様子【動画:小谷真弥】

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

RECOMMEND

CATEGORY