【現地レポート】移籍交渉で懇願も「ダメだ」 菅野智之が阻まれた“暗黙の掟”、新天地で求められる変化とは
紫色のユニホームが新鮮なロッキーズ・菅野智之【写真:小谷真弥】菅野がロッキーズで始動、キャンプイン2日前に決着「ホッとしました」
ロッキーズの菅野智之投手は12日(日本時間13日)、アリゾナ州スコッツデールの球団施設でキャンプ初日を迎えた。キャッチボール、投内連係など約1時間の全体メニューに汗を流し、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ順調な調整を見せた。
キャンプイン2日前の去就決着。ようやく決まった新天地に、菅野は晴れやかな表情を浮かべた。
「焦りはなかったです。どの道、野球をやることに変わりはなかったので。WBCもありましたし、順調に調整できていたので。とはいえ、キャンプが始まる前に決まって、ホッとしました」
「馴染みのある11番にしました」背番号決定までの舞台裏
背番号だ。巨人では新人だった2013年から2018年まで「19」を付け、オリオールズ、今回の侍ジャパンでも19番を付けてきた。ズバリ愛着のある背番号だった。
「本当は19番が良かったんですけど、ブラックモン選手の永久欠番みたいな感じなので。『それはダメだ』と言われたので。馴染みのある11番にしました」
「ブラックモン」とはロッキーズ一筋で通算1805安打を放ったチャーリー・ブラックモン。2008年ドラフト2巡目で入団してからロッキーズのフランチャイズ・プレーヤーだった。まだ永久欠番ではないとはいえ、日米通算146勝右腕は“暗黙のルール”に阻まれたようだ。
巨人、オリオールズはオレンジがチームカラーだったが、パープルが新たなチームカラーとなる。「うん、オレンジ以外もいいんじゃないですかね」と話し、報道陣の笑いを誘った。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)

