年下でも関係なし「小園と牧さんと、牧原さんと…」 “128番目の男”仲田慶介が侍ユニを着る意味

合宿初日の全体メニュー終了後、牧秀悟からアドバイスを受ける仲田慶介【写真:小林靖】合宿初日の全体メニュー終了後、牧秀悟からアドバイスを受ける仲田慶介【写真:小林靖】

サポートメンバーとして宮崎合宿に参加「勉強できれば」

 ユニホームは変わっても、やることは変わらない。侍ジャパンの宮崎合宿にサポートメンバーとして参加している仲田慶介内野手(西武)は15日、初日から2日連続で最後までバットを振り込んだ。ハイレベルな環境に身を置ける10日間は、決して無駄にはしない。

 仲田は2021年育成ドラフト14位、全体ドラフトで128番目と“最下位指名”で受けてプロの世界に飛び込んだ。2024年には支配下登録となるも、オフには戦力外に。昨年は西武の育成選手としてスタートし、支配下に復帰した。

 支配下選手として、初めて過ごすオフ。1月の自主トレ中に、球団からサポートメンバー入りの連絡が入った。「驚いたというか、勉強できればなと思って」。本戦メンバーではないものの、初めてジャパンのユニホームに袖を通すことになった。

「貴重な機会なので、一流の選手たちを見て、聞いて、少しでも自分のレベルアップにつなげれられるように」

午前中はノックの進行補助→午後から自分の練習開始

 宮崎合宿では一塁を守るメジャーリーガーが不在のため、仲田は内野手用グラブをはめて一塁へ入り、午前中のノック進行をサポートする。それが終わると自分の練習がスタート。打撃練習、特守をこなし、その後はバスに乗って木の花(このはな)ドームへ向かってピッチングマシンと向き合う。

打撃練習を行った仲田慶介【写真:小林靖】打撃練習を行った仲田慶介【写真:小林靖】

 本戦メンバーと違い、調整のためのキャンプではない。初日は、牧秀悟内野手(DeNA)にアドバイスを求めた。ドームで一緒にバッティングを行い、身振り手振りでの指導に真剣な表情で耳を傾ける。

「牧さんにいっぱい聞いて、とてもためになった。下半身の使い方とかを教えてもらったので、それを意識しながら打ち込みました」

 ソフトバンク時代から“練習の虫”として知られてきた仲田は、2日目も他のサポートメンバーと木の花ドームへ移動して1時間近く打ち込んだ。

 飛躍のため、年下からも技術を吸収する。「小園と、牧さんと、牧原さんとかにも聞いて。実践しながら、自分のものにできればなと思っています」。泥臭く、10日間みっちり汗を流す。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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