たった1ミリで判定変更「審判は直にクビになる」 “ロボット球審”に仰天「惨めに見える」

OP戦ではABSが導入されている
メッツ対アストロズのオープン戦が24日(日本時間25日)に行われ、延長10回の末に6-6で引き分けに終わった。中でも9回に生まれた“ロボット審判”による判定が物議をかもしている。
アストロズは9回に2点差を追い付き同点とすると、なお2死二、三塁の好機を迎えた。打席のアンローはカウント3-1と打者優位カウントを作り、左腕コスパーが投じた内角低めの直球を堂々と見送った。四球を確信して一塁に歩き出したものの、球審のジャッジはストライク。ここで頭を“ポンポン”と叩いた。
メジャーリーグのオープン戦では、2025年から自動ボールストライク判定(ABS:Automated Ball-Strike)が導入されている。各チームの打者、投手、捕手のみに1試合2回まで権利が与えられ、帽子やヘルメットなどを触って審判にアピールし、球場内に設置されているリプレー映像で判定の確認ができる。
果たしてアンローのチャレンジは……最初は俯瞰的な映像から始まり、ストライクゾーンのわずか下にボールがあるように見える。そして実際にゾーンとどれくらいの差があるのか接近すると、何とボールはわずか0.1ミリだけ下を通過。髪の毛ほどの差でボールだった。結果的にチャレンジは成功。四球で出塁する形となった。
たった1ミリで判定が変わり、米ファンにも衝撃が走った。「私は古い人間だ。こういうのは嫌いだよ」「審判は直にクビになるだろうね」「これがどれほど得点に影響を与えるだろうか? 興味深いことになりそうだ」「もしホームプレートの後端で1ミリ低く外れていたとしても、前端ではストライクゾーンを通過していたはずだ」「ABSが導入されると、球審がひどく惨め(無力)に見えるに違いない」「これこそ野球に必要だったものだ。迅速なリプレー検証と判定」など、様々な反応が寄せられている。