前回世界一を知るパ6戦士 連覇へ挑む現在地と進化の軌跡…3年間で経た“変化”

侍ジャパン・伊藤大海【写真:Getty Images】
侍ジャパン・伊藤大海【写真:Getty Images】

前回大会で躍動した投打の6選手が再集結

 第6回ワールド・ベースボール・クラシックが5日から開幕する。日本の公式選手ロースターには前回の世界一を知る15人が名を連ね、そのうちパ・リーグ所属6人が2大会連続出場となる。前回大会での働きと2025年シーズンの歩みを振り返る。

 宮城大弥投手(オリックス)は前回、1次ラウンドのチェコ戦で3番手として登板。5回に1死二、三塁から内野ゴロの間に1点を失ったが、6回以降は走者を許さず、8回から9回にかけて5者連続三振と圧倒的な投球を見せた。昨季は2年連続で開幕投手を務め、23試合で150回1/3を投げ165奪三振。奪三振率9.88でリーグトップに立った。7勝3敗ながら安定感は際立ち、ここ一番で三振を奪う力は健在だ。

 伊藤大海投手(日本ハム)は前回、中国戦、イタリア戦、米国戦の3試合でリリーフ登板。準々決勝では2点リードの5回2死一、三塁で後続を断ち、決勝でも6回を3者凡退に抑えるなど要所を締めた。昨季は沢村賞を初受賞。最多勝、最多奪三振の2冠に加え6完投、196回2/3を投げ抜いた。奪三振率や与四球率、WHIPでもキャリアハイを更新し、進化した姿で大会に臨む。

 牧原大成内野手(ソフトバンク)は前回、代替選手として招集され6試合で代走や守備固めを担った。ユーティリティ性を発揮し、チームを支えた存在だ。
昨季は二塁手として三井ゴールデン・グラブ賞とベストナインを受賞。29試合で外野も守り、規定打席に初到達して打率.304で首位打者に輝いた。打撃面での貢献にも期待がかかる。

 源田壮亮内野手(西武)は前回、韓国戦で右手小指を骨折しながら準々決勝で復帰。以降もフル出場し、堅実な守備と適時打、犠打で勝利に貢献した。昨季は104試合出場で打率.209と苦戦したが、経験に裏打ちされた守備力は健在。大舞台での落ち着きが光る。

 近藤健介外野手(ソフトバンク)は前回、2番打者として全7試合に先発出場。打率.346(26打数9安打)、5打点、出塁率.500を記録し、準決勝では7回2死からの安打で同点3ランを呼び込んだ。昨季は椎間板ヘルニア手術の影響で離脱も、復帰後は75試合で打率.301、10本塁打、出塁率.410。「SMBC日本シリーズ2025」でも11打数4安打3打点と存在感を示した。

 周東佑京外野手(ソフトバンク)は前回、5試合で代走、守備固めとして出場。準決勝では9回無死一、二塁から代走で出場し、村上宗隆内野手の適時二塁打でサヨナラの生還を果たした。昨季は35盗塁で3年連続4度目の盗塁王。96試合で打率.286を残し、開幕19試合連続安打を記録した。外野手部門で三井ゴールデン・グラブ賞も受賞し、走攻守で存在感を放つ。

 4度目の優勝を狙う日本代表。再び世界一へ、パ・リーグ戦士6人の活躍に注目が集まる。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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