山本由伸にとっての“魔法の言葉”「運がいいんです、僕は」 優勝請負人にとっても特別な“WBCの価値”

昨年は世界一&ワールドシリーズMVP…数多の栄冠を手に迎えるWBC
優勝請負人は今、何を思うのか。山本由伸投手(ドジャース)は、数々の栄冠を手にしている。侍ジャパンの一員として、2019年のプレミア12で頂点に立つと、2021年の東京五輪でも金メダルを獲得した。オリックス在籍時には2022年の日本一を含む3連覇の主役。2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では悲願の世界一に貢献した。
海を渡り、メジャーリーガーになった今でも勢いは止まらない。2024年にワールドシリーズチャンピオンに輝くと、2025年はワールドシリーズ7試合で3勝をマークし、MVPを受賞した。まさに“無敵”と言える活躍を成し遂げてきたが、数多くの美酒を浴びるために、大舞台のプレッシャーと戦い、常に打ち勝ってきた。

山本由伸が駆け抜けた“極限の9日間”の真実 腕すら上がらぬ疲労も…見せた笑顔「また頑張りましょっ」
自身を成長させてきた輝かしいステージは「選手だけじゃなくて、ファンのみなさんも本気で応援してくれる」と、スタジアムの熱気を感じる。「そんな大舞台で野球ができる。プレーできる幸せを感じています」。3月5日に開幕する第6回WBCに視線を向けた。
忘れぬ謙虚さ「僕にできるってことは、誰にだってチャンスはある」
「世界中の強い選手が出場する貴重な機会。自分の実力がどこまで通用するのか試したい気持ちもあります。まだ戦ったことのない選手もいるだろうし、どんな選手がいるのか楽しみに思っています。もちろん、勝ちたい気持ちが一番強いです」
正しい方向に努力を続ければ、道は必ず拓けることを知っている。「僕にできるってことは、誰にだってチャンスはありますから」。世界を圧倒するエースになっても謙虚さを忘れない。
描いた夢を叶えても、まだまだ先に進む。「運がいいんです、僕は。人生の分岐点で素敵な人に出会えているだけ。支えてくださる周りの方々に感謝しかありません」。口癖のように「運がいい」と言い、成長に導いてくれる周囲への感謝を惜しまない。“勲章”を集める勇者は、仲間の大切さを知っている。
(真柴健 / Ken Mashiba)

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