大谷翔平はなぜ“お茶点てポーズ”せず? 危機感を抱かせた「やばい」雰囲気

第2打席に本塁打を放った侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】
第2打席に本塁打を放った侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】

2-3の3回にカーブを強振…速度178.3メートル、角度41度の一発

■日本 8ー6 韓国(7日・東京ドーム)

 野球日本代表「侍ジャパン」は7日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドC組の韓国戦(東京ドーム)で8-6で競り勝ち、2連勝を飾った。大谷翔平投手は3回に2試合連発となる一発を放つなど2打数2安打1打点、2四球の活躍だった。ホームラン後には普段と異なる“ポーズ”を披露。果たしてその真意は何だったのか。

 まさに千両役者の活躍だった。1点ビハインドで迎えた3回、1死走者なし。、カウント1-1からコ・ヨンピョが投じた3球目のカーブを振り抜いた。大谷は打った瞬間に確信。飛距離124.4メートル、打球速度178.3メートル、高さ46メートル、角度41度のムーンショットを右翼席に叩き込んだ。その際、“お茶点てポーズ”ではなく、ベンチに向かって落ち着けというポーズを何度も見せていた。

 試合後の会見に出席した大谷は、「本当に素晴らしいゲームでどちらが勝ってもおかしくない。そういうゲームだったなと思います」と語り、2戦連発には「1点差だったので、自分の中でいい打席をおくれればいいなと思っていた。甘い球をいいスイングできたなと思っています」と話した。

 そして、落ち着けといったジェスチャーを見せた理由を聞かれると、「そうですね、みんながこう先制されて『やばい、やばい』となって、急ぎがちなリズムっていうのがあったので。ベンチ内で感じたそれを。少し同点になったことで『ちょっと落ち着いていこうか』っていう、そういうメッセージというかベンチへの声かけだったかなと思います」と真意を明かした。

 井端監督も大谷の同点弾に助けられた一人だった。「早めに同点に追いついてというところで、次の打者に好影響を与えてくれたと思うので、さすがのバッティング。感謝しています」と語り、大事な場面で活躍するスターの凄みを見せつけた形となった。

(Full-Count編集部)

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