井端監督、逆転2ランの吉田は「全打席に期待感」 60年ぶり天覧試合での劇的勝利に安堵

吉田の2試合連発となる2号2ランで逆転、3連勝で1位突破
■日本 4ー3 豪州(8日・東京ドーム)
野球日本代表「侍ジャパン」は8日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドC組のオーストラリア戦(東京ドーム)で逆転勝利を飾った。7回に吉田正尚外野手(レッドソックス)が逆転2号2ラン。天覧試合で3連勝を飾り、1次ラウンドC組を1位で突破した。試合後に会見に出席した井端弘和監督が激闘を振り返った。
「勝ててよかったと思っています、先発ピッチャーは角度ありましたし、2番手がスリークウォーター気味で打ちあぐねた。その中で先に点数取られましたけど、何とか逆転できてよかったと思います」
4番・吉田が重苦しい空気を一振りで吹き飛ばした。1点を追う7回2死一塁、左腕・ケネディの内角低め、スライダーを強振した。2試合連発となる右越え2号2ラン。東京ドームは観客総立ちの大熱狂だった。
「日本に来てからずっと強化試合、ここまでとすごく好調なので、常に全打席期待感はある中で、ここというときに決めてくれるので、さすがだなと思います」
打線は好機を演出したものの、なかなかあと一本が出ない展開だった。それでも吉田の2ラン、8回には代打・佐藤輝明の左翼線適時二塁打、鈴木誠也の押し出し四球で2点を加点した。9回に大勢がマウンドにあがり2本のソロを浴びたが、1点差で逃げ切った。
近藤の打順変更は「なんとか打ってほしかった」
打線は高身長、リーチのあるオーストラリア投手陣の攻略に苦しんだ。「外国人投手がきて苦しめられたのかなと。向こう行ってからはそういう投手が多くなると思うので、対策を練らないといけないと思います」と課題も忘れなかった。
この試合から無安打の近藤を2番から3番に変更。「なんとか打ってほしかったなというところがあるんですけど、こういう風にしたらというところと、大谷選手が歩かされるケースもというところでは、こういう打順を組んでみました」と説明した。
天皇皇后両陛下が観戦された「天覧試合」で勝利をおさめた。「60年ぶりということで勝たないといけないと思っていた。喜びを感じます両陛下の前でプレーできたのは選手たちも喜んでいるのではないかと思います」。
侍ジャパンは10日にチェコ戦に挑む。「ずっとここまで3連戦を戦って、なかなか休養が無かったので、明日はリフレッシュしていただいて、元気な姿を。体調が一番なのでそこに努めたいと思います」と先を見据えた。
(Full-Count編集部)