カメラが捉えた侍2人のスポーツマンシップ 外国人審判への“さり気ない”日本流の所作

鈴木誠也の36秒間“密着映像”
野球日本代表「侍ジャパン」は8日、東京ドームで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドC組のオーストラリア戦に逆転勝利。7回に吉田正尚外野手(レッドソックス)が劇的な逆転2号2ランを放ち、この1戦のハイライトとなったワケだが、その裏で2人の侍戦士が審判へ見せ、スポーツマンシップ溢れる場面があった。
WBC公式X(旧ツイッター)は、「2番・中堅」で先発した鈴木誠也外野手(カブス)がベンチから守備位置へ向かう様子を至近距離で撮影した36秒間の映像を公開。中堅の守備位置へ向かう途中、鈴木は二塁塁審に近づくとグラブで軽くタッチし、挨拶を交わした。自然な振る舞いながら、試合を裁く審判への敬意を示す場面だった。
さらに映像には、鈴木の動きを追うカメラの奥で別の光景も映り込んでいた。二塁手の牧秀悟内野手(DeNA)が一塁審判、そして二塁審判へ向かって軽く会釈。試合開始前の何気ない瞬間ながら、審判へ丁寧に礼をする姿がしっかりと捉えられていた。
大舞台での真剣勝負の裏で見せた、こうした小さな所作。審判や相手への敬意を大切にする姿は、日本の野球文化、そして礼儀を重んじる日本らしさを象徴するワンシーンでもあった。