侍Jに訪れた「最大の試練」 日米決戦を前に…米メディアが注目した“豪華スター軍団”との激突

準々決勝からは投球制限も80球に緩和、山本由伸が挑む“負けられない”一戦
第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドが11日(日本時間12日)に終了し、準々決勝の対戦カードが出揃った。プールCを1位通過した日本代表「侍ジャパン」は、14日(同15日)にベネズエラと激突する。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のジョニー・フローレスJr.記者は、全勝で勝ち上がった日本にとってこの一戦が「最大の試練に直面する」と大きな注目を寄せている。
対戦相手のベネズエラは、2023年にMVPを受賞したロナルド・アクーニャJr.外野手や3度の首位打者を誇るルイス・アラエス内野手ら、現役メジャーのスター軍団を擁する。同メディアは、日本が1次ラウンドで採用した鈴木誠也外野手を中堅、吉田正尚外野手を左翼に置く攻撃的布陣についても言及した。強力なベネズエラ打線に対抗するためには、同様の守備を度外視した布陣が必要になる可能性があり、一発勝負では理想的ではないと指摘している。
日本を率いる井端弘和監督はこの決戦を見据え、初戦のチャイニーズ・タイペイ戦に山本由伸投手を先発させていた。山本は前回の「負ければ終わり」の登板でチームをワールドシリーズ連覇に導く快投を披露している。準々決勝からは球数制限が80球に引き上げられるものの、メジャーの強打者が並ぶベネズエラは容易にアウトを取れる相手ではない。同記者は「日本は9イニングを通して苦戦を強いられる」と予想した。
2023年WBC決勝で実現した日本-米国戦の劇的な結末が、“やる気のなかった”米国人メジャーリーガーに火をつけ、スーパースターが参戦。「このWBCはあらゆる面で『侍ジャパン対チームUSA』の対決に向けてお膳立てされてきた」と同記者は指摘する。しかし、「そこにたどり着かない可能性も十分にある。だからこそ、この試合は絶対に見逃せない」と断言した。
米国代表もギリギリでグループリーグを突破。そして日本も難敵ベネズエラを迎える。果たして日米決戦はファイナルの舞台で再び実現するだろうか。
(Full-Count編集部)