大谷翔平「本当に悔しいの一言」 先頭打者弾も最後の打者に…敗退で落胆「自分の力不足」

試合後、取材に応じた侍ジャパン・大谷翔平【写真:小谷真弥】
試合後、取材に応じた侍ジャパン・大谷翔平【写真:小谷真弥】

初回に豪快弾も…最後のアウトは「正直打てる球だった」

■ベネズエラ 8ー5 日本(日本時間15日・マイアミ)

 野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝・ベネズエラ戦に「1番・指名打者」で出場。初回に先頭打者弾を放ったが、5-8で迎えた9回2死で遊飛に倒れ、最後の打者となった。試合後、取材に応じ、「自分の力不足」と肩を落とした。

「1番・指名打者」で先発出場し、スアレスのスライダーを飛距離427フィート(約130.2メートル)、打球速度113.6マイル(約182.8キロ)、角度24度で右翼席に叩き込んだ。先発の山本由伸が初回に先頭打者弾を浴び、わずか2球で失点した嫌な流れをいきなり吹き飛ばす一振りだった。これで前回大会で放った1本と合わせてWBC通算4号となり、日本人最多タイとなった。

 3回1死二塁の第2打席は申告敬遠で歩かされ、球場はブーイングと歓声に包まれる異様な雰囲気となった。4回の第3打席は空振り三振、7回の第4打席は見逃し三振。3点を追う9回2死からは遊飛に倒れ、最後の打者となった。「普段と変わらないアットバットをしたいなというふうに思っていたので。最後、正直打てる球でしたけど、力強い球でフライになってしまった」と肩を落とした。

 試合後、大谷は「本当に悔しいの一言。うーん、惜しいゲームというか勝てる要素の多いゲームだったので。全部が押し切られたわけじゃないですし、ところどころ勝てる要素はあったんじゃないかな」と悔しさを滲ませた。「終わったばかりなので次の大会にっていうのはなかなか考えられないとは思うんですけど、またあそこでみんなと野球したかったので、一回りも二回りも人間的に強くなって戻って来られればいいんじゃないかなと思います」と語った。

 前回大会の優勝から一転、侍ジャパンとしてはワーストのベスト8に終わった。「素晴らしい経験ではありましたけど、優勝以外は負けというか、失敗というか。結果的にはそうなるんじゃないかなと思って。みんな優勝だけを目指して頑張ってましたし、監督もスタッフも裏方の人たちも、そこを目指して頑張ってたので。こういう形で終わってしまうのは非常に残念。残念ですけど、必ず次があるので」と切り替えた。

 東京ドームで行われた1次ラウンドは4連勝で1位突破。勢いよくマイアミに乗り込んできたはずだったが、早すぎる終戦となった。8強止まりは第6回大会にして初の屈辱。大谷は試合後、道具を持ってすぐにベンチ裏へと姿を消した。

(Full-Count編集部)

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