イタリア敗戦も…涙の直後に「温まる光景」 野球では異例、海外ファンの胸打つ「本当に素敵」

前回大会はベスト8…第6回大会で初のベスト4入り
■ベネズエラ 4ー2 イタリア(日本時間17日・マイアミ)
イタリア代表は16日(日本時間17日)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝・ベネズエラ戦に2-4で惜敗した。今大会旋風を巻き起こした“エスプレッソ軍団”。涙を流す選手たちがいたなか、最後は感動的な光景が生まれた。
1次リーグでは米国、メキシコの強豪を破って4連勝でプールBを突破。野球が盛んな国ではないが、見事な躍進に大きな注目が集まった。準々決勝ではプエルトリコを撃破し、同国初のベスト4入り。準決勝も2回に押し出し四球などで先取点を奪った。
しかし1-2で迎えた7回、2死から連打を浴びて3失点。チャンスを作りながらも今大会で猛威を振るった打線が最後は沈黙した。試合後、選手たちは呆然とした様子でグラウンドを見つめ、なかには涙を浮かべるナインもいた。しばらくベンチから動けなかったが、セルベリ監督の鼓舞もあって立ち上がり、最後はフィールドに姿を見せてファンの声援に応えた。
その時だった。ナインたちは続々とハグを交わし、別れを惜しむように健闘を称え合った。野球の試合ではあまり見ない光景だった。これには「素晴らしい戦い、忘れがたいものだわ」「本当に素敵なチーム」「あなたたちを誇りに思う」「また見られないなんて悲しい」「すばらしいこと」「試合後の心温まる光景」など、英語やイタリア語はもちろん、日本語やスペイン語などでも激励が送られた。