大谷翔平が消した“日米の距離”…ド軍は「日本のチームになった」 MLBが享受する恩恵

ドジャースは「日本のチーム」に、調査でも関心の高さが浮き彫り
ドジャースの大谷翔平投手の影響力はグラウンド内にとどまらない。地元紙「カリフォルニア・ポスト」は17日(日本時間18日)、「日本におけるMLB人気の急成長をけん引している」と報じた。世界トップのアスリートが母国にもたらす異質な存在感と、MLBが享受する恩恵について、同紙の記者が独自の視点で紐解いている。
同紙のシニア・スポーツ・レポーターであるマイケル・J・デュアルテ記者は記事内で「単に世界最高の野球選手というだけではない。日本のファンがMLBを観るようになっている原動力でもある」と言及した。英国の市場調査会社「YouGov」の調査結果を引き合いに出し、日本のファンの約8割が大谷を好きな選手の一人に挙げ、79%が「オオタニの存在によってMLBへの関心が高まった」と回答した点に注目した。
さらに、同記者は現在の所属球団であるドジャースが「いまや“日本のチーム”となった」と指摘。日本のファンの59%が好きなMLBチームとしてドジャースを挙げており、大谷に加えて山本由伸投手、佐々木朗希投手という日本人選手の存在により、本拠地のドジャースタジアムは「太平洋の向こう側にいる何百万ものファンにとって“第2のホーム”となっている」と伝えた。
単なる一選手の活躍を超え、日米の野球界やファンに計り知れない影響を与えている大谷。同記者はその特異性について「これは極めて稀なタイプのアスリートだ。単に競技を支配するだけでなく、その“地理的な広がり”さえも再定義してしまう存在」と最大級の賛辞を贈った。
記事の結びでは、異次元の活躍を続けるスーパースターの功績を「オオタニは、日本とアメリカをつないだのではない。その距離そのものを消し去ったのだ」と表現。「1本のホームラン、1球のスプリッター、照明の下でのあらゆる瞬間が、2つの野球の世界をさらに近づけている」と、日米の隔たりをなくし続ける大谷の唯一無二の価値を絶賛していた。
(Full-Count編集部)