侍J敗退がド軍にもたらした影響 大谷翔平の好投につながった“想定外”…MLB公式が考察

ジャイアンツ戦に登板したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ジャイアンツ戦に登板したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

ジャイアンツとのオープン戦で実戦初登板を果たした

【MLB】ドジャース 5ー1 ジャイアンツ(日本時間19日・アリゾナ)

 ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたジャイアンツとのオープン戦に先発登板し、5回途中を1安打無失点に抑える好投を見せた。野球日本代表「侍ジャパン」の一員としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場後、チーム合流での実戦初登板となった。

 14日(日本時間15日)にWBC準々決勝で敗退した大谷はドジャースに復帰。WBCでは打者に専念していたため、この日のジャイアンツ戦が実戦初登板となり、堂々の結果を残した。MLB公式サイトは「オオタニ(4奪三振)がアリゾナの熱に対抗するピッチングで、見事なスプリングトレーニング投手デビュー」との見出しで、この日の登板を詳報した。

 記事では、大谷の合流時期がチームの計画に与える変化について言及。「この春ほとんどの間、ドジャースは、彼がレギュラーシーズン開幕時は2、3イニング投げられる状態にしか持っていけないだろうという予測の下で動いていた」と指摘。しかし、予定よりも早くオープン戦での登板が可能となったことで、「意味のある試合で投げる前にスプリングトレーニングで2先発できる」と説明した。

 登板イニング数を段階的に増やしていく「ビルドアップ」が順調に進むことは、チームの投手起用にも波及する。「オオタニがよりビルドアップできていることはドジャースの開幕ロースターの計画にも影響を与える可能性がある」と分析した。仮に大谷が開幕当初に短いイニングしか投げられなければ、他の先発投手の負担も考慮し、「チームは彼をカバーするために、複数イニング投げられる選択肢がブルペンに必要だったかもしれない」と伝えている。

 しかし、大谷がWBCから早く合流し、十分な調整を経て開幕を迎えられる見通しが立ったことで、ブルペンの負担軽減にもつながる。同サイトは「そうではなく、ドジャースは開幕時に従来型に近い5人ローテーションを採用し、スケジュール上必要なときに6人目の先発を加えることができるかもしれない」と予想した。WBCは悔しい結果となったが、ドジャースにとっては大きな意味を持つ早期合流となった。

(Full-Count編集部)

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