大谷翔平との“儀式”は「変えずにいくのがベスト」 ド軍移籍後の“験担ぎ”にも…コーチが語る必要性

エンゼルスとのオープン戦で順調な仕上がりを見せた大谷翔平【写真:荒川祐史】エンゼルスとのオープン戦で順調な仕上がりを見せた大谷翔平【写真:荒川祐史】

3回に走者一掃の3点二塁打、開幕へバットで順調な仕上がり

 開幕へ視界良好だ。ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、敵地で行われたエンゼルスとのオープン戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3回に走者一掃の3点二塁打を放った。3打数1安打3打点で打率.222。得点圏できっちり結果を出し、順調な仕上がりを見せた。

 凄まじいライナーが盟友の頭上を襲った。7点リードの3回2死満塁で、右腕サウザードの甘く入ったスライダーを強打。中堅・トラウトも追いつけない中越えの3点二塁打となった。打球速度117.1マイル(約188.4キロ)の弾丸ライナー。古巣のスタンドをドッと沸かせる一打となった。ただ、開幕へ順調なのはバットだけではない。

 出塁時の儀式だ。移籍1年目の2024年から出塁時に自身と一塁コーチのヘルメットをぶつけ合う「ヘッドパンプ」を行ってきたが、今季も継続することになった。クリス・ウッドワード一塁コーチがこう明かした。

「今のスタイルを変えずにいくのがベストだと思う。今のパフォーマンスを始めてから、ずっといい状態だからね。MVPを獲得してチームもワールドシリーズ連覇をした。本当に素晴らしい功績だ。今年も同じような輝かしい活躍を見せてくれると信じているし、何も変える必要はないと話しているんだ」

ドジャースに移籍した2024年から続けている「ヘッドバンプ」【写真:荒川祐史】ドジャースに移籍した2024年から続けている「ヘッドバンプ」【写真:荒川祐史】

 大谷はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)前には、日本ハムの後輩にあたる北山亘基投手に安打を打った際のセレブレーションを作るように依頼。「チームとして良いものを作りたい」。チーム内で盛り上がりに欠けたことから、1度はダメ出しをするほどのこだわりぶりを見せていた。

 この試合でも3回1死二塁で一塁へ出塁した際に「ヘッドバンプ」。自身は「必勝の儀式」(ウッドワードコーチ)として継続するようだ。

 短く散髪して登場したこの日、デーブ・ロバーツ監督は開幕5戦目、31日(同4月1日)の本拠地・ガーディアンズ戦で今季初登板させる考えを明らかにした。ワールドシリーズ3連覇へ向けた戦いの準備を着々と進めていく。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

RECOMMEND

CATEGORY