大谷翔平が「笑顔で寄ってきたのは驚いた」 死球めぐる“価値観”に一石…敵軍大砲の思い「僕らのお手本」
死球直後、一塁でサンタナに笑顔を向ける大谷翔平【写真:荒川祐史】開幕戦で右肘付近に死球を受けた大谷翔平、本拠地は不穏な空気も…
ヒヤリとする場面だった。26日(日本時間27日)のダイヤモンドバックスとの開幕戦。ドジャース・大谷翔平投手が迎えた7回先頭の第4打席だった。右腕テーラー・クラークが投じた93.2マイル(約150.0キロ)のカットボールが右肘付近へ。エルボーガードに当たって事なきを得たが、本拠地は瞬く間にブーイングが響いた。
周囲の注目を集めたのは、大谷のその後の対応だ。まずは一塁へ向かう際に「次はオマエだ」と言わんばかりの表情で、一塁を守るカルロス・サンタナを右手人差し指で差す。その後に満面の笑みを浮かべた。死球で漂った不穏な空気は、大谷のユーモアで一瞬にしてなくなった。
Shohei Ohtani might have an anger problem pic.twitter.com/LyNP4JI1wo
— Talkin' Baseball (@TalkinBaseball_) March 27, 2026
開幕戦から一夜明け、大谷とやり取りをしていたサンタナに死球後の笑顔について聞いた。メジャー17年目、通算335本塁打を誇る39歳のベテランには驚きだったようだ。
「彼は本当に楽しんでプレーしているよね。いつも笑顔なんだ。彼が一塁に来た時は、いつも色々なことを話しているけど、死球を受けた後に彼が笑顔で寄ってきたのは少し驚いたよ。本当にナイスで面白い男だよね」
死球をぶつけてしまったクラークは、最初は複雑な気持ちだった。
死球後に相手主砲に「明日な」…怒らず、ユーモアに変える力
(小谷真弥 / Masaya Kotani)
