ド軍、パヘスとの契約延長は「いまだ行われず」 昨季27発も…米記者が指摘する球団の“意図”

米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケイティー・ウー記者が言及した
ドジャースのアンディ・パヘス外野手は、メジャー2年目の昨季に27本塁打を放ってレギュラーに定着した。しかし、球団との長期的な契約延長に関する交渉は行われていないようだ。「MLBトレード・ルーマーズ」は「ドジャースとアンディ・パヘス、契約延長に関する話し合いはいまだ行われず」との記事で、その背景を分析している。
パヘスは昨季、624打席で打率.272、27本塁打、長打率.461の好成績を残し、正中堅手の座を不動のものとした。しかし、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケイティ・ウー記者は、ドジャース側がパヘス本人や代理人を務める企業に対し「契約延長に関するいかなる交渉も持ちかけていない」と報じている。
パヘスは2030年オフまで球団の支配下にあり、年俸調停権を通常より1年早く取得できるスーパー2の対象となる見込みだ。年俸高騰を避けるために早期の契約延長を結ぶメリットはあるが、潤沢な資金力を誇るドジャースにとっては急務ではない。カイル・タッカー外野手を獲得したように、補強への柔軟性を維持したい狙いがあると見られる。
有望な若手プロスペクトが多く控えていることも、契約延長を急がない理由の一つだ。ドジャースにはホルヘ・デポーラやザイロ・ホープといった球界でも外野の有望株を複数抱えており、パヘスとの契約延長をした場合にポジションがロックされる懸念もある。
一方で「MLBトレード・ルーマーズ」は「そうは言っても、ドジャースはこれまで、チームの核と見なした選手を囲い込むことに躊躇してこなかった」と指摘。その中で「パヘスとの契約延長の道を模索する前に、もう1年フルシーズンでのデータを見たいと考えているのかもしれない」と見ている。パヘスは昨季のポストシーズンで55打席に立ち、OPS.211と極度の不振に陥っていた。大舞台で輝く本物のスターになるか――今季はパヘスにとっても大事なシーズンになりそうだ。
(Full-Count編集部)