ヤ軍スタントンが驚きの“珍事” まさかの2070日ぶり…米唖然「歴史を目撃した」

スタントンがマーリンズ戦で2020年8月以来の二盗
【MLB】ヤンキース 9ー7 マーリンズ(日本時間5日・ニューヨーク)
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手が“まさか”の盗塁を決め、米球界を騒然とさせている。4日(日本時間5日)、本拠地で行われたマーリンズ戦で、レギュラーシーズンでは2020年以来となる二盗を記録。「タイプミスではない」と米メディアが報じるほどの珍事に、地元ファンも歓喜に沸いている。
驚きの場面は、同点で迎えた7回に訪れた。先頭打者として四球で出塁したスタントンは、1死からジャズ・チザムJr.内野手が三振に倒れた直後、カルビン・フォーシェイ投手とオーガスティン・ラミレス捕手のバッテリーが警戒を怠っていた隙を突いて二盗を成功させた。
レギュラーシーズンでの盗塁は、2020年8月3日以来2070日ぶりのこと。ポストシーズンを含めても、2024年のア・リーグ地区シリーズ(ALDS)ロイヤルズ戦第3戦以来という激レアな瞬間だった。スタントンはこの日、8回にも内野を抜ける勝ち越しの2点適時打を放ち、9ー7の勝利の立役者となった。
MLB公式の記事によると、スタントンは快足ぶりを見せた場面について「あんな風に(チャンスを)与えてくれるなら、自分から取りにいかないといけない」とコメント。「与えられたものをしっかり生かして、その日その日の自分の状態を理解していくつもりだ」と充実感を漂わせた。
パワーヒッターの予期せぬ快足に、米メディアも大いに沸いている。米スポーツ専門誌「スポーツイラストレイティッド」は「ジャンカルロ・スタントンが土曜日に盗塁を決めた。これはタイプミスではない」とユーモアを交えて伝えた。また、米メディア「ジョムボーイ・メディア」のヤンキース専門アカウント「トーキン・ヤンクス」が公式X(旧ツイッター)で動画とともに速報すると、米国のファンからコメントが殺到した
SNS上には「いまだ彼が盗塁したなんて信じられない!」「文字通りのスピードデーモンだ」「不可能が起きた」「観客は何が起きたのか信じられなかった」「今まさに歴史を目撃した」「目を疑ってるんだが!? スタントンが盗塁した!?」「アハハハハ、ヤンキースは完全に復活だ!」と、通算454発&1175打点の大砲の躍動を名門の勢いと重ね合わせる声も寄せられた。
36歳のスタントンは今季ここまで7試合に出場。打率.393、1本塁打、6打点の成績を残している。