ド軍は「私を裏切った」…81歳ファンが悲痛な訴え 50年の“進化”が起こした事態「めちゃくちゃだ」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

50年来のファンが紙チケット発行を巡って“ひと悶着”

 ドジャースが50年間にわたってシーズンチケットを保有してきた81歳の熱狂的なファンに対し、紙のチケット発行を拒否したことが波紋を呼んでいる。球団のチケット完全デジタル化に伴う対応だが、携帯電話の操作が難しい高齢ファンへの配慮に欠けるとして米メディアが報道。SNS上で「年齢で差別している」「かわいそうに」と批判が殺到する事態となっている。

 米地元局「NBCロサンゼルス」のアレックス・ロジール記者は2026年4月3日(日本時間4日)、公式インスタグラムで81歳のエロル・シーガルさんへの取材動画を公開した。シーガルさんはドジャースのシーズンチケットを50年間保有してきた大ベテランのファン。しかし、今年になって球団から「完全にデジタル化されたため、チケットの印刷はできない」と通告されたという。

 シーガルさんはコンピューターの使い方が分からず、所有しているのも折りたたみ式の携帯電話のみ。同記者は球団に対し、例外としてチケットを印刷できないか問い合わせたが、返答はなかったという。しかし、シーガルさんがドジャースタジアムの窓口で1試合ごとのチケットを4枚購入したところ、すべて紙で発券された。技術的には印刷可能であることが判明し、事態はさらに悪化した。

 同メディアの取材に応じたシーガルさんは映像の中で「ただ、(紙チケット発券は)私のためにはやりたくないだけなんだ」と肩を落とした。さらに「ひどい気分だ。50年だよ。5世代にわたってこのチケットを持ち続けてきたのに、彼らは私を裏切ったんだ」と悲痛な胸の内を明かしている。

 この投稿には9万7000件以上の「いいね」が付けられ、8000件を超えるコメントが殺到した。米国のファンからは「恥だ……この人に紙チケットを渡してあげなよ。80歳なんだぞ」「これは腹が立つ。年齢で差別してる」「高齢者を差別するなんてめちゃくちゃだ」「この男性に正義を!! 」と、球団の対応に怒りの声が相次いでいる。

 さらに「なんだって!! 連覇したばかりなのに、屈指の忠実なファンにこれ!?」「カイル・タッカーに何億も使う金があったんだから、この人のチケットくらい印刷できるだろう」「ファンを大切にしていない例だね」「悲しい……シーズンごとに届く紙のチケットが入った箱を開けることには何か特別なものがあった」と名門球団の“冷たい対応”に、波紋は広がり続けている。

(Full-Count編集部)

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