ハム3連打の同点劇に「ほんまにやりよった」 新庄監督が大喜びしたワケ「必死なんで、今」

試合前にメンバー表を交換する日本ハム・新庄剛志監督【写真:加治屋友輝】
試合前にメンバー表を交換する日本ハム・新庄剛志監督【写真:加治屋友輝】

矢澤が二塁打→水野が中前打で一、三塁→奈良間が同点の中前適時打

■日本ハム 4ー2 楽天(9日・楽天モバイルパーク)

 日本ハムは9日、楽天モバイル最強パークで行われた楽天戦に4-2で逆転勝ちし、3カード連続勝ち越しを決めた。5回までわずか2安打で二塁を踏めなかった打線が、6回に奮起。新庄剛志監督は“ノーサイン”での同点劇に「ほんまにやりよった。ビックリした」と喜んだ。

 苦戦していた相手先発・ウレーニャが下半身の張りのため5回わずか65球でマウンドを降りた。6回、2番手の内に対して先頭の矢澤が右翼線二塁打で出塁し、水野が中前打で無死一、三塁の好機をつくった。

 一、三塁といえば、新庄監督がこれまで様々な作戦を実施してきたケース。それだけに「世界中のみんなが、必ず奈良間くんのところであると思ったでしょう」とニヤリ。しかしこの日は違った。

「打たせてあげたいなという気持ちで何もサインを出さず、やってくれると信じて。そりゃあもう、調子がいいから1番なんですから。綺麗にセンター前を打ってくれてね。本人が一番うれしかったんじゃないですか。『打たせてくれた』という。次は無いよ(笑)」

 試合前時点で打率.500(14打数7安打)と好調だった奈良間を3年ぶりに1番で先発起用。3連打、わずか10球での鮮やかな同点劇を完成させ、さらに続く清宮幸の決勝3ランに繋がった。「奈良間くん、水野くん、矢澤くん。うれしかったね。必死なんで、今、彼たちは」と指揮官。期待を込めた“作戦”に応えてくれたことを、何よりも喜んだ。

(町田利衣 / Rie Machida)

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