「賭けに出た」エ軍が“失った”52億円 2度目の悪夢…3年で稼働わずか10回の右腕に米嘆き

スティーブンソンがまた離脱、エンゼルス3年間で2度目のシーズン全休か
エンゼルスのロバート・スティーブンソン投手が、右肘の手術を受け、今季は全休する見込みとなった。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が8日(日本時間9日)の記事で報道。2024年に3年3300万ドル(約52億4200万円)の大型契約を結んだが、度重なる怪我により、3年間で2度目のシーズン全休となる。
同記事では、MLB公式のレット・ボリンジャー記者が自身のX(旧ツイッター)で投稿した内容にふれつつ、スティーブンソンの今季絶望に言及。「エンゼルスは2024年シーズン前にスティーブンソンと3年3300万ドル(約52億4200万円)の契約を結び、賭けに出た。残念ながら、スティーブンソンの相次ぐ怪我により、その賭けはまったく、実を結んでいない」と指摘した。
エンゼルス移籍1年目の2024年、右腕はトミー・ジョン手術(TJ)により全休。昨季の5月末に復帰したが、今度は上腕二頭筋の炎症でわずか2試合で離脱した。8月に復帰し登板するも、再び右肘の炎症で離脱してシーズンを終えていた。今季は順調に回復していると見られていたが、約3週間前に尺側側副靱帯(UCL)と屈筋の損傷が判明したようだ。
再びメスを入れる決断を下したことは、エンゼルスで2度目となるシーズン全休を意味する。巨額の投資に対し、エンゼルスで登板したのはわずか12試合で、投球回は10イニングにとどまっている。契約には2027年の条件付きオプションが含まれており、その金額は250万ドル(約3億9700万円)。肘の靱帯損傷により130日連続で故障者リスト入りした場合に発動する条件だが、2024年に全休した時点ですでに発動済みだ。
記事では「エンゼルスが彼から何らかの価値を得る可能性は形式上まだ残っているが、そのためにはもう少し追加の資金を支払わなければならない。この3年間の経緯を踏まえると、それを実現するのは現時点では難しいと考えられる」と指摘。レイズ時代の2023年に42試合に登板し、防御率2.35と好成績をマークしたが、期待を裏切り続ける33歳に「2027年シーズン開幕時点でも、まだ、回復途上である可能性が高い」と厳しい見通しを示した。
(Full-Count編集部)