大谷翔平、日本新記録の裏に“クレバーさ” 指揮官が称えた打席での優先度「選んでいる」

大谷がイチロー氏超えの44試合連続出塁を記録
【MLB】ドジャース 8ー7 レンジャーズ(日本時間11日・ロサンゼルス)
ドジャースは10日(日本時間11日)、本拠地のレンジャーズ戦にサヨナラ勝利。この試合で大谷翔平投手は日本人最長を更新する44試合連続出塁をマークした。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「まだそこまで調子が出始めているわけではない」と大谷の打撃について明かした。
この試合、大谷は「1番・指名打者」で出場し4打数1安打だった。指揮官は「素晴らしいことだと思う。彼は四球を選んでいる。安打も打っているし、それでいて彼はまだそこまで調子が出始めているわけではない」と、この試合を終えて打率.265、3本塁打の打撃について語った。
大谷は5回1死一塁で迎えた第3打席で右前打を放ち、連続出塁を44試合に伸ばした。同時に2009年イチロー(マリナーズ)が記録した43試合連続出塁を抜き、日本新記録を樹立。自身のボブルヘッドデーで、新たな金字塔を打ち立てた。
ロバーツ監督は「彼は今夜本塁打を打つと思っていた。ボブルヘッドナイトの時に本塁打を打ちたいと思っていただろう」と、大谷の3試合ぶりの本塁打を予感していたようだ。8回の打席では期待も高まったが相手ベンチは申告敬遠を選択。指揮官は「そうするのも私は理解できる」と振り返った。
3試合ノーアーチとなったが「ショウヘイはいい状態だと思う」と、指揮官は心配していない様子。「打者というものは、打ちたいと思うものだ。しかし、もし相手が勝負してこないなら、四球を選ぶ方が好ましいプランだと分かるくらい賢い選手なんだ」と称賛。「本当に才能のある選手で、相手は彼に対して慎重に投げてくる。打者は時々我慢できない時もあるものだが、彼はその(出塁することに関しての)安定感を見事に見せている」と、大谷の高い貢献度に賛辞の言葉を並べた。
最後までもつれた試合は、9回にマックス・マンシー内野手がこの試合3本目となるサヨナラ弾を放ち勝利。メジャー全体で10勝一番乗りを果たした。指揮官は「大谷が(状態的に)乗っていない中で試合に勝っているのは、我々にとってはいいことだ」とチームの強さに手応えを感じていた。
(Full-Count編集部)