“無名”23歳がMLB契約…きっかけ生んだ「JWL」とは? 156キロに「ざわついた」米スカウト陣

金城がブルージェイズとマイナー契約
また一つ新たな“夢の叶え方”が切り拓かれた。株式会社ジャパンリーグは、ジャパンウィンターリーグ2025(以下JWL)に参加した金城朋弥投手が8日、ブルージェイズとマイナー契約を結んだことを発表。NPBのドラフトにかかることなくメジャー球団と契約した金城の存在は、JWLの魅力を広めるきっかけにもなりそうだ。
沖縄出身の金城は中部商、日本文理大を経て、四国アイランドリーグplusの高知でプレー。昨年9月に高知から自由契約となっていた。2度のドラフト指名漏れも経験した23歳右腕。夢を追いかけ参加したJWLでは、最速156キロを計測するなど輝きを放った。そしてその投球が、米スカウトを振り向かせるきっかけとなった。
メジャー挑戦を勝ち取った金城について、JWLの大野倫GMはリリースを通して「沖縄から海を越えて契約を勝ち取ったことは野球界に大きなインパクトだと思う。JWL期間中の彼のストイックさと大きな夢を持ち続ける姿勢に感心していて、彼自身が夢の扉を開いた」と祝福の言葉を送った。
また、鷲崎一誠代表は「金城投手のストレートは、JWL期間中にスカウトルームをざわつかせるほどのインパクトがありました」と力強い速球を絶賛。「初めてMLBのチームと契約する選手が誕生したことは、今後の野球界に非常に大きな意味を持つと考えています。これからチャレンジするすべての選手たちに希望を与えてほしい。心から応援しています」と、JWLに与える影響も大きいと明かした。
JWLは「陽の目を見ない場所に光を」をコンセプトに、2022年に設立された日本初の本格的な“トライアウトリーグ”。NPBの合同トライアウトと異なり、約1か月間にわたる実戦機会を提供する。2025年は16か国から125人が参加し、国内外から36球団のスカウトが集結。その結果、19人の新たな所属先が決定していた。
(Full-Count編集部)