ヤ軍“問題児”を擁護「アホな奴でない」 かばう指揮官に批判殺到…ファン辛辣「恥ずかしい」

  • MLB
  • 2026.04.13
ヤンキースのジャズ・チザムJr.【写真:ロイター】
ヤンキースのジャズ・チザムJr.【写真:ロイター】

前日に無知を露呈したチザムJr.を指揮官が擁護

 ヤンキースのアーロン・ブーン監督が12日(日本時間13日)、前日に「ルールが分からない」との発言で物議を醸したジャズ・チザムJr.内野手を擁護した。しかし、苦し紛れとも取れるその内容が、かえってファンの反感を買う事態となっている。SNS上ではチザムへの怒りが監督にまで飛び火し、「軟弱な奴」「2人のマヌケ」などと批判の声が殺到し、泥沼の様相を呈している。

 事の発端は11日(同12日)に行われた敵地でのレイズ戦だった。同点で迎えた延長10回1死満塁の大ピンチで、二塁手のチザムJr.は打球処理を試みたが、ボールをこぼした。慌てて拾うとなぜか一塁へ送球した。満塁だったため、本塁に投げないとサヨナラ負けとなる状況ゆえに、不可解なプレーだった。さらに試合後の取材で「一塁に投げてから二塁に送球したらアウトになるか分からない。ルールが分からない」と無知を露呈。不可解な発言に辛辣な声が相次いでいた。

 波紋が大きく広がる中、翌12日(同13日)の試合前にブーン監督が囲み取材に応じた。地元紙「ニューヨーク・ポスト」のグレグ・ジョイス記者は「ヤンキースのアーロン・ブーン監督は驚くべきルール(無知を)自白をしたジャズ・チザムJr.を擁護」との見出しでやり取りを公開した。

 ブーン監督は「彼は混乱している訳ではない。(報道陣の)前では彼はいつもああいう回答をする。タフなプレーだった。ああいう打球が転がったら、通常の4-6-3(の併殺打にするのは)難しい。彼はルールを知っていると思う。でも、もう少しマシな回答ができたはずだ。ジャズはアホな奴ではない」と擁護した。指揮官の“粋な振る舞い”にも思えるが、この対応に米メディア「ジョムボーイ・メディア」のヤンキース専門アカウント「トーキン・ヤンクス」は「ブーン監督によるとジャズは報道陣の前では『いつもああいう回答をする』そうだ」と“懐疑的”な目を向けた。

 ファンも指揮官の姿勢に疑問を持ったようで、怒りの声が噴出した。「非難しないブーンは軟弱な奴だ」「ジャズはルールを理解していなかっただろ」「ブーンは嘘つきか状況を理解していない」「このチームは本当に恥ずかしい」「私たちは野球を知らないとでも思っているのか」「ああ、チザムJr.はアホな奴だ。監督はもっと酷い」「2人のマヌケ」といった声が寄せられた。

 ヤンキースが好調であれば笑い話で済んだ可能性もあるが、チザムJr.の拙守や打線の低迷もあって5連敗。8勝7敗でレイズ、オリオールズと並んでア・リーグ東地区首位のタイとなっている。

(Full-Count編集部)

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