大谷に被弾…“最強”デグロムの本音 消えたリベンジの機会、示した最高のリスペクト

5回2死二塁のピンチで大谷を申告敬遠「取り返したかった」
【MLB】レンジャーズ 5ー2 ドジャース(日本時間13日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地でのレンジャーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で、2度のサイ・ヤング賞を誇るジェイコブ・デグロム投手から今季5号となる先頭打者弾を放った。完璧な一発を浴びて出鼻をくじかれた“元最強投手”だが、試合後の地元放送局の取材に対しては「最高の選手と対戦したいよね」などと素直な心情を明かしている。
いきなりの一発だった。初回先頭で迎えた第1打席、デグロムが投じた初球、内角97.9マイル(約157.6キロ)のフォーシームを完璧に捉えた。高く舞い上がった打球は、打球速度108.3マイル(約174.3キロ)、飛距離374フィート(約114メートル)、角度39度で右翼スタンドへ。2試合連続となる先頭打者アーチで、昨年8月から続く連続試合出塁を「46」に伸ばした。
試合後、地元放送局「レンジャーズ・スポーツ・ネットワーク」の取材に応じたデグロムは初球被弾を振り返った。「『集中しないといけない』と思ったよ。速球が真ん中にいってしまったからね」。第2打席以降は得意のスライダーを交えて攻略を目指した。
それでも、3回1死一塁の場面では変化球を見極められてフルカウントから四球を与え、5回2死二塁の第3打席では初球がボールとなると、ベンチの指示に従って申告敬遠した。その表情はどこか悔しそうにも見えた。デグロムは何を思ったのか。
「正直言って彼と対戦したかったよ!」とニヤリ。「後手になった時点で『お願いだから勝負させて!』と思っていた」と変顔を交えて振り返り、「最高の選手と対戦したいよね。彼は素晴らしい打者だ。取り返したかった」と本音を吐露。指揮官の判断に理解を示しつつ、再戦を熱望していた。
(Full-Count編集部)