千賀滉大と「手を切るべき」 NYメディア怒り心頭…先発失格の烙印、許せぬ“裏切り行為”

メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】
メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】

2試合連続の7失点で自己ワースト更新…借金6で地区最下位に沈む苦境

【MLB】カブス 12ー4 メッツ(日本時間18日・シカゴ)

 メッツ・千賀滉大投手は17日(日本時間18日)、敵地でのカブス戦に先発。4回途中7失点で今季3敗目を喫した。防御率は8.83まで悪化し、チームも22年ぶりの9連敗という泥沼の状態。ニューヨークの地元放送局「SNY」の番組「Baseball Night in New York」で司会を務めるサル・リカタ氏は、千賀に対して「見切りをつける時が来た」と断じ、早期の決断を求めた。

 この日の登板も制球に苦しんだ。初回、1死から四球と二塁打でピンチを招くと、鈴木誠也外野手に先制打を浴び、続く打者には3ランを許して一挙4失点。2回には味方が1点差に迫る反撃を見せた直後に、再び四球から被弾して2点を失うなど、試合の流れを完全に手放した。3回1/3で65球を投げ、6安打7失点(自責6)、3四球3奪三振、2被本塁打で降板した。

 昨季は不振によって9月にマイナー降格を経験した千賀にとって、今季は名誉挽回を期す1年だった。しかし、蓋を開けてみれば4試合でいまだ白星はなく、直近2試合連続で7失点を喫するなど状況は深刻だ。チームは2004年以来となる9連敗を喫しており、先発ローテーションの柱として期待された右腕がその一因となっている事実は否めない。中でもリカタ氏は厳しい声を上げる。

 千賀がこれまで時折見せてきたポテンシャルを認めつつも「メッツはもう、コウダイ・センガに見切りをつける時が来たと思う」「私はもう十分だ」と切り捨てた。同氏は特に、チームが勝利を渇望していた場面での不安定さを問題視している。前回の登板を引き合いに出し「チームが反撃して得点を重ねて4-3まで追い上げたというのに、彼は何をした? またマウンドに戻って、2ランホームランを浴びたんだ」と、味方の援護を無駄にした背信の投球を激しく糾弾した。

 さらにリカタ氏は、千賀への信頼が完全に失われたことを強調した。「彼は不安定すぎる。私には耐えられない。信頼できないんだ」と述べ、現状を打破するにはドラスティックな変革が必要だと指摘。千賀を先発から外すことが「一番簡単な解決策だ」とまで主張した。中継ぎへの配置転換についても「ブルペンに回るタイプではないし、たとえ回ったとしても抑えられないだろう」と一蹴し、投手としての価値に疑問を投げかけた。

 熱狂的な地元ファンを代弁するかのようなリカタ氏の怒りは、最後まで収まる気配がなかった。「もうたくさんだ。彼を信頼することはできない」と吐き捨てると、最後には「センガとは決別し、手を切るべき時だ」という言葉で締めくくった。防御率8.83という数字が示す通り、かつての輝きを失った右腕に対して、地元ニューヨークのメディアはもはや我慢の限界に達しているといえる。

(Full-Count編集部)

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