日本人も“犠牲”…223億円契約の19歳がヒヤリ 失策も批判殺到「妨害じゃ」「マジで汚い」

二塁ベースカバーで激しいスライディングを受け悪送球
パイレーツのコナー・グリフィン内野手が16日(日本時間17日)、ナショナルズ戦で見せた悪送球が波紋を呼んでいる。二塁での併殺プレーの際に相手走者から激しいスライディングを受け、ボールを地面に叩きつけてしまい3点の生還を許した。しかし、逸材の将来を奪いかねない危険なプレーに対し、賛否を巻き起こしている。
5回1死満塁の場面で、打者のガルシアJr.が放った弱いゴロを一塁手が処理し、二塁カバーに入ったグリフィンへ送球した。グリフィンはベースを踏んで一塁へ転送しようするも、走者のヌニェスから激しいスライディングを受けた。体勢を崩したまま一塁へ投じたボールは地面に叩きつけられ、右前を転がる間に塁上の走者3人が全員生還する痛恨のエラーとなった。
パイレーツは相手走者のスライディングが妨害にあたるとしてチャレンジを要求した。しかし、リプレー検証を経ても判定は覆ることはなく、記録は送球エラーとなった。延長10回の末にチームは7-8で敗れる結果となったが、グリフィン自身はその直後に名誉挽回となる同点の適時三塁打を放つなど、激動の1日を過ごすことになった。
エラーに厳しい目が向けられた背景には、彼に対する期待の高さがある。19歳のグリフィンは2024年のドラフト1巡目で入団し、今月上旬には異例の9年総額1億4000万ドル(約223億円)という超大型契約を結んだばかりの逸材だ。球界を背負って立つと期待される若きルーキーの将来を奪いかねない危険な接触プレーだっただけに、周囲の反響も大きくなった。
過去には岩村明憲(レイズ)や西岡剛(ツインズ)らも“犠牲”となった危険なプレー。メジャーではその後、“チェイス・アトリー・ルール”として禁止行為になったが、いまでもすれすれのプレーは横行している。
危険スライディングに関しては「なんで妨害じゃないんだ…KGが足をズタズタにされなくてよかったよ」「マジで汚いスライディングだな。あきれるわ……」「若手叩きたいだけだろ。膝を壊されかけたんだぞ」「あのスライディングでノーコールはひどすぎる」などとルーキーを擁護する声が次々と寄せられた。一方で「もう十分見た、マイナーに落とせ」「今シーズン見た中で一番恥ずかしい送球だわ」などと、一部ではグリフィンを批判する声もある。