ド軍を悩ませる守護神問題 不振の110億円右腕は3キロ球速低下…指揮官の本音「懸念が残る」

ロッキーズ戦に6番手で登板したドジャースのエドウィン・ディアス【写真:黒澤崇】
ロッキーズ戦に6番手で登板したドジャースのエドウィン・ディアス【写真:黒澤崇】

ディアスは8回に1死も取れずに3失点

【MLB】ロッキーズ 9ー6 ドジャース(日本時間20日・デンバー)

 ドジャースのエドウィン・ディアス投手は19日(日本時間20日)、敵地・ロッキーズ戦の8回から6番手として救援し、1死も取れずに3失点で降板となった。11日(同12日)の本拠地・レンジャーズ戦以来9日ぶりの登板で結果を出せず。デーブ・ロバーツ監督は「8日間投げていなかったので、確かに錆びつきはあったと思う。セーブ機会ではなかったこともあるが、本人は『状況に関わらず投げたい』と言っていた。単に久しぶりの登板で感覚が戻っていなかったと思いたい」と、言い聞かせるように話した。

 不安の残る13球だった。右前打、四球、三塁内野安打で無死満塁とされ、1番・ジュリアンに右前2点打を献上した。この日のフォーシームは平均95.4マイル(約153.5キロ)。昨季は平均97.2マイル(約156.4キロ)だっただけに、明らかにボールが走っていない。

 ディアス本人は再三、体に異変はないと強調している。「今日の投球は確かにキレがなく、93マイル(約149.7キロ)しか出ていない場面もあり、少し懸念が残る内容だった。本人やスタッフ、コーチ陣と話し合い、他に原因がないか確認する必要がある。スピードガンを見ても、本来の球速が出ていないから」。ロバーツ監督は表情を曇らせた。

 昨季は守護神候補だったタナー・スコットがシーズン10度のセーブ失敗。3年6900万ドルの大型契約でクローザー問題に終止符を打ちたいところだったが……。7回に救援したトライネンも1死も取れず3失点で降板するなど、開幕21試合で早くも暗雲が立ち込めている。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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