“大谷ルール”は「不公平だ」 元GMの訴えに波紋…特例撤廃要求に「今さら問題扱いか?」

レッズやナショナルズでGMを務めたボウデン氏
ドジャースの大谷翔平投手が投打で躍動する中、MLBに導入されている通称「大谷ルール」について、米球界の元ゼネラルマネジャー(GM)が異論を唱えて波紋を呼んでいる。実質的に投手を1人多く登録できる現状の特例を「不公平だ」と指摘。SNS上では、ファンから賛否両論のコメントが巻き起こっている。
声を上げたのは、レッズやナショナルズでGMを務めた経歴を持つジム・ボウデン氏だ。自身の公式X(旧ツイッター)を更新し、「MLBは『大谷ルール』の1つの側面を見直し、ドジャースが投手を1人多く抱えることができるという特例を撤廃すべき時だと思う」と主張した。
大谷ルールにより、先発投手として登板した大谷は、降板後も指名打者(DH)として試合に残り続けることができる。ボウデン氏はこの点について「彼が投手として投げる日にDHとして出場し、そのまま試合に残ることを認めるのは構わない」としつつも、「ロースター上のアドバンテージ(優位性)は不公平だというのが私の意見だ」と持論を展開した。
この問題提起に対し、SNS上のファンからは批判的な意見が多く寄せられた。「1人で両方やっているんだ。球団が作り出したアドバンテージじゃない」「どの選手だってオオタニと同じことに挑戦できる。それを禁じるルールはないし、あってはならない」「エンゼルス時代は1度も問題にならなかったのに」「オオタニは何年もMLBでやってきたのに、今さら問題扱いか? 勘弁してくれよ」「ドジャースに入るまで問題じゃなかったよな……」。強豪のドジャースに移籍してから異論が出始めたことへの違和感を指摘する声も目立った。
その一方で、ボウデン氏の意見に賛同する声も存在している。「なんでみんなボウデンにそんなに怒ってるんだ? 14人もの投手を抱えていいと思ってるのか? ふざけた話だろ……ボウデンは完全に正しいよ」と、ロースターの投手枠拡大に疑問を呈する意見も寄せられた。
その他には「一理あるかもね」「特定の選手やチームだけを有利にするルール変更は間違っている」「その通りだな。ドジャースがオオタニで例外を認められてるなら、DHを他の守備位置に回してもDHを失わないようにすべきだ」と同調する声もあった。前例のない二刀流の存在が、球界のルール論争にまで発展している。
(Full-Count編集部)