“大谷ルール”を他球団幹部も疑問視「偏りが発生」 選手起用に直結…「不満の元」

ドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】
ドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】

話題となっている「大谷ルール」

 二刀流で出場した先発投手が指名打者を兼務し、降板後も打者として出場できる「大谷ルール」が話題となっている。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」によれば他球団幹部も疑問を呈しているといい、「球界全体で真のフラストレーションの元になっている」と伝えた。

 カブスのクレイグ・カウンセル監督が「実質的にもう1人選手を増やすことが許されているチームが1つある」と、“大谷ルール”を指摘したことがきっかけで、議論が再燃した。メジャーではベンチ入り26人のうち投手の登録が13人に限られているが、二刀流登録の大谷翔平投手がカウントされないドジャースは実質14人の投手を運用できている。

「ジ・アスレチック」の敏腕記者ケン・ローゼンタール氏は、ある編成部門トップの話として、「そのルールを組み合わせたものと、もうひとつオオタニが投手としては降板したあとも打者として残れるというルールは、4大スポーツの中で最も偏りが発生するアドバンテージを生む」と言っていることを伝えた。

 ローゼンタール記者は「“ショウへイ・オオタニ・ルール”は特にロサンゼルス・ドジャースを対象に作られたものではなかった。だが今になってそれは戦力バランスとロースターの柔軟性について球界全体で真のフラストレーションの元になっている」と指摘した。

 24日(日本時間25日)のドジャース戦前に取材に応じたカウンセル監督は「これはドジャースの問題でも、オオタニの問題でもありません。ただ、ルールが悪いんです」と言及。“二刀流”の存在が、また球界を動かすかもしれない。

(Full-Count編集部)

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