昨オフ戦力外&引退選手の“第2の人生” 減り行く「NPB関係」…増加した海外への道

日本プロ野球選手会が選手のセカンドキャリアに関する調査結果を発表
日本プロ野球選手会が選手のセカンドキャリアに関する調査結果を発表

対象は過去最多の169人…「海外チーム」への進路が17人と急増

 日本プロ野球選手会は27日、2025年度に引退・退団した選手のセカンドキャリアに関する調査結果を発表した。対象人数は169人と前年の157人から増加し、過去5年で最多となった一方で、コーチや球団職員を含む「NPB関係」に進む割合は53.3%にとどまり、同期間で最低の数値となった。

 今回の調査対象は、外国人選手および同一球団内での育成再契約選手を除く169人。平均年齢は27.2歳で、平均在籍年数は6.8年となっている。

 進路の内訳を見ると、NPBの現役選手(10人)や育成選手(48人)、監督・コーチ(3人)、球団職員・スタッフ(29人)を合わせた「NPB関係」は計90人。割合は53.25%だった。2023年度には60.8%を記録していたが、そこから2年連続の低下となった。特に「監督・コーチ」としての契約は、2023年が11人、前年の9人から3人へと大幅に減少している。

 一方で、独立リーグや社会人野球、海外チームなどを含む「その他野球関係」は計54人で、全体の32.0%を占めた。なかでも顕著な伸びを見せたのが「海外チーム」への進路だ。前年度の3人から17人へと急増しており、現役続行の場を海外に求める傾向が強まっているといえる。

 野球関係以外への進路を選んだのは17人(10.1%)だった。そのうち14人が一般企業へ就職し、3人が自営・起業を選択。他種目競技への転身や進学を選んだ選手は、今回の調査では0人だった。また、現時点で進路が「未定・不明」としているのは8人(4.7%)となっている。

 球団別の対象人数では、巨人が20人と最も多く、ソフトバンクの19人、楽天の17人が続いた。

【表】25年の戦力外・現役引退選手の進路調査結果一覧

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