悩めるタッカーが劇的打 称えた大谷翔平の“アシスト”「ショウが点差を縮める二塁打を」

サヨナラ適時打を放ったドジャースのカイル・タッカー(左)と大谷翔平【写真:黒澤崇】
サヨナラ適時打を放ったドジャースのカイル・タッカー(左)と大谷翔平【写真:黒澤崇】

タッカーが移籍後初のサヨナラ打「良かったです。移籍してきて良かったです」

【MLB】ドジャース 5ー4 マーリンズ(日本時間28日・ロサンゼルス)

 ドジャースのカイル・タッカー外野手は27日(日本時間28日)、本拠地のマーリンズ戦で移籍後初のサヨナラ打を放った。1点を追う9回2死満塁、フィリップスから逆転の中前2点打を放った。打撃不振に苦しんできた29歳は「良かったです。勝利に貢献できれば、いつでも嬉しいもの。ここにきてからチームメートもコーチ陣もみんな素晴らしく接してくれる。移籍してきて良かったです」と声を弾ませた。

 初回に2点を先制したが、2回以降は沈黙。あと一本が出ない展開が続いていたが、目覚めの一本を放ったのは1番・大谷翔平だ。2点差の9回1死一、二塁で右翼へエンタイトル適時二塁打。タッカーは「四球でチャンスを作って、ショウは点差を縮める大きな二塁打を打ってくれた。最後に素晴らしい打席が続いたことで、チャンスが来たのは大きかった。チームにとってビッグイニングになった」と声を弾ませた。

 開幕から2番を任されたが、打率2割台前半と結果を出せず。23日から1番・大谷とのコンビは解消となった。「良い当たりは出ていた。前のシリーズ(カブス戦)でも、それほど感触は悪くなかったが、相手の好プレーがあった。良い打球を打ってもヒットにならないことはあるが、今夜はいくつか芯で捉えることができた。手応えはあった。とにかくボールを強く叩き、ヒットを打とうと努めました」。9回の劇打まで4打数無安打だった。復調のきっかけとしたい。

 グラウンド上では喜怒哀楽の感情をほとんど出さない。それでも、内心は嬉しかったようだ。「一塁へ走り出した時はそれほど歓声は大きくなかったが、みんなが駆け寄ってくるのが見えて、一気に大きな歓声が上がって。最高でしたね」。昨オフに4年総額2億4000万ドル(約380億円)で加入した29歳の目覚めの一打となるか。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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