500億円主砲が不振で“逃走” 米記者苦言、果たさぬ説明責任「当たり障りのない質問にさえ…」

  • MLB
  • 2026.04.29
ジャイアンツのラファエル・デバース【写真:ロイター】
ジャイアンツのラファエル・デバース【写真:ロイター】

打撃成績が低迷する中で番記者を避け続ける逃避行動

 ジャイアンツのラファエル・デバース内野手が深刻な打撃不振に陥る中、取材対応を避けている姿勢が批判を集めている。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が24日(日本時間25日)、不振の現状とメディアを避ける様子を詳細に報じ、現状に対して厳しい言葉を投げかけた。

 昨年6月、10年総額3億1350万ドル(約500億円)の巨額契約のうち、約2億5500万ドル(約407億円)を引き継いだ形でサンフランシスコに移籍した。しかし速球への対応に苦慮し、昨季も90試合で20本塁打、OPS.807とやや不発だった。そして今季はさらに打撃が低迷し、打率.211、2本塁打、OPS.548という厳しい数字が並んでいる。

 深刻な低迷が続く中、グラウンド外での振る舞いにも厳しい視線が向けられている。同メディアのアンドリュー・バガーリー記者によれば、デバースは直近の遠征中も取材を求める番記者たちを一貫して避け続けた。最後にインタビューに応じたのは、本拠地で本塁打を放った4月8日(同9日)まで遡るという。

 記事内では具体的な逃避行動も明かされている。打撃練習中に記者の前を立ち止まることなく通り過ぎ、「室内ケージで打たなきゃいけないんだ」と言い残して足早にダグアウトへ向かった。しかし、わずか2分もしないうちにケージから出てくると、そのままクラブハウスへと姿を消したと伝えている。

 一方で、球団首脳陣は主砲の復調を信じて疑わない。ジャイアンツの編成本部長を務めるバスター・ポージー氏は、「ずっとリーグ屈指の打者であり続けてきた。必ず戻るよ」と明言。これまでの実績を高く評価し、自身のキャリアにおける最大の賭けとなったトレード獲得に今も変わらず自信を示した。

 とはいえ、2033年まで続く長期契約を結ぶ中心選手としての責任は重い。バガーリー記者は「組織内における重要性を踏まえれば、ある程度の説明責任は求められて当然だろう」と指摘する。「今のデバースは、当たり障りのない質問にさえ応じようとしていない。打席では、何かが変わらない限り、彼はそれより厳しいものに向き合い続けることになる」と苦言を呈した。

(Full-Count編集部)

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